Live Cafe Rooster

地階から胃薬

皆様、「地階から胃薬」をクリックしていただきありがとうございます。
このコーナーはルースター総支配人による不定期更新のコラムです。
ルースターの事、総支配人の事、出演者の事、お客様の事をはじめ、ルースターにまつわるいろんな事柄をご紹介しております。
お茶でも飲みながらゆっくりとご覧くださいませ。

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2016年あけましておめでとうございます。

2016年1月3日(日)

新年明けましておめでとうございます。
こうして新しい年を迎えられるのは、本当にみなさんのおかげです。
深く感謝する次第でございます。
ご存知のようにライブハウスというお店はちょっと普通のお店とは違う部分がございます。
一番大きな違いはメインが物販や飲食ではなく演奏という部分。
そしてそのメインを担当するのは毎日働いているお店のスタッフではないこと。
ゆえに信頼関係が必要となります。
しかしながら、出演してくれるミュージシャンと当店との関係はとてつもなく強力なつながりとなっています。
この関係があってこそ、お店の方向性が保てました。
当店に出演してくださるミュージシャンあってのルースター。
この関係は宝物だと思っております。
そして同じくらい、いえ、それ以上に感謝すべきはお客様です。
演奏は聴いてくださる方がいないとなりたちません。
ところが、当店の場合、狭かったりしてお客様に快適に過ごしていただきにくい状況。
まずはそんな当店にお越し頂けることに御礼申し上げたいのです。
私たちスタッフはお客様にいかにしてより楽しんでいただけるかを最優先にし、お客様の立場に立って考えて行かなければなりません。
お客様が笑顔になったら出演者もお店のスタッフもみんなが嬉しい。
私どもはよりいっそうみなさまが楽しい時間が過ごせるようやっていけたらいいなと思います。
まだまだな荻窪ルースターですが、本年もどうぞよろしくお願いします。

よくある話。

2016年1月6日(水)

荻窪ルースター本店では1月はキムラシステムを実施しております。
知り合いにキムラさんがいるという方はぜひ誘ってみてください。
え?なんで?

だってこういうことになるんです。


「あのさあ、キムラ。これからおまえと行きたい店があるんだよ」。
「なんだよ、やぶからぼうに」。
「おまえさあ、ライブハウスとかいかねーじゃん」。
「だって行く用事なんてねーもん」。
「でもおまえ、たしか高校のとき、ギター弾いてなかったっけ?」
「よく覚えてんな。でももうライブハウスなんて年齢でもないぜ」。
「驚くなよ。荻窪ルースターって店はな俺たちなら最年少だぜ」。
「なにそれ?詩吟とかのライブやってんの?」
「なわけねーじゃん。あー、ここだよ、ここ」。
「お、なんか渋いね」。
「いらっしゃいませー」店員。
「む、かわいい」。
「おい、キムラ、あそこのボード見てみろよ」。
「ん? お!!!キ、キムラシステム????」
「な、お前、2杯目無料だぜ。しかも今月だけ」。
「ほんとだ!連れて来てくれてありがとう!お前、高校の時からいい奴だったし、今日のことは一生忘れないぜ」。
「あ、来月、ハヤシじゃね?」
「お、本当だ。じゃあ今度はハヤシも連れて来るか?」
「そうだな。ハヤシもあるでよって誘ってみよう」。
「しかし、ルースターっていい店だな」。

去年のお正月のあれについて。

2016年1月7日(木)

お正月ムードも抜けて世の中通常モードですね。
それでも1月はやはりすべてが新鮮な気持ちです。
なにか神聖な気持ちとでもいいますか、今年の抱負なんかを思ったりするのです。
でも驚いたことに!
昨年のお正月に思った今年の抱負ってまったく覚えていないんです。
みなさんはどうなんでしょう?
だから今年の目標は忘れないことにしたいと思います。

音楽人口を増やす道。

2016年1月8日(金)

人はみんな好きな音楽が違うのだけれども、それってどうしてなのでしょう?
きっときっかけが違った。
そしてその後も身の回りの環境や人との出会いなどで違っていった。
おそらくそういうことなのでしょう。
一歩間違えば、という言葉は適切ではありませんが、自分が全然興味がなくて聴いていなかったジャンルも好きになっていたかもしれません。
でもまだ遅くありません。
いえいえ、早いとか遅いはないと思います。
私なんか今でも好きな音楽が増え続けていますし。
私の場合、そのきっかけは当店でした。
いろんな出演者が世界中のいろんな音楽を演奏しているからです。
だからたまにこう思ったりもします。
見知らぬ人の演奏を聴いてもらえないかなって。
ルースターの場合、クオリティーはばっちりって言うとおかしいですが、まじ、各ジャンルの日本代表選手みたいな方々が多く出演していますので。
音楽人口は急に増えたりはしないとは思います。
でも、音楽人口は一緒でもいろんなジャンルを聴く人が増えれば、結果的には増えているのと同じです。
それってすごいことですよね。
そうならないかなあ。
きっかけなんて簡単ですし。
他人ではなく自分が動けばいいだけですので。