Live Cafe Rooster

地階から胃薬

皆様、「地階から胃薬」をクリックしていただきありがとうございます。
このコーナーはルースター総支配人による不定期更新のコラムです。
ルースターの事、総支配人の事、出演者の事、お客様の事をはじめ、ルースターにまつわるいろんな事柄をご紹介しております。
お茶でも飲みながらゆっくりとご覧くださいませ。

ほかの胃薬へのリンクはページ下部にあります。

彼こそブルースマン!

2007年2月1日(木)

以前も書きましたが、田中良(まこと)というブルースマンをご存知でしょうか?
彼は宮城県白石生まれ。東京や関西に拠点をおかずにブルースし続けている根っからのブルースマンなのであります。
多くのミュージシャンは東京に拠点を置くことが多い中でなぜ彼は東京にいないのか?
その答えはこうです。
年中、日本中を駆け巡っているから、東京にいる必要がないのであります。
その類まれなるブルースらしい歌声と人懐っこい人柄は日本中に多くのファンを生むことに。
ではソロのシンガーなのかというとそれだけではなく、当店でもお馴染みの八木のぶお、藤井康一、KOTEZをはじめ、篠原信彦、元憂歌団の木村充揮、有山じゅんじ(敬称略)とのライブなども行うなど、その活動は幅広いのです。
1995年、ファーストアルバム『GOOD ROCKIN'』をリリース、ニューオリンズ系、ブルース好きなミュージシャンを中心に絶大なる反響を集め、1998年にはセカンドアルバム『TIN roof BAR』をリリース。
2000年にはサードアルバム『DIXIE 2BEAT / JAZZ ME BLUES』をリリースしており、その存在を知らしめています。
そんな彼がついに2月4日、ルースター本店にやってきます。
この胃薬のコーナーではあまり特定のミュージシャンのライブの告知などはしておりませんでしたが、せっかく宮城からやってきてくれるのです。
「えー、知らなかったー、早く言ってよーー!」という嘆きの声がいっぱい聞えてきそうなので、ここでも告知させていただいた次第です。

★ライブの場所はルースター本店です。
田中良(まこと) VAMOS TRES
2月4日(日)
OPEN 19:00/START 20:00 CHARGE:2800円+オーダー
出演:田中良(vo,g,p) マツキチ(ds) Joe-g(b) ゲスト:須川光(pf.org)
ぜひ! 一度その目その耳でご体験を!

寺ちゃんの明日はどっちだ。

2007年2月9日(金)

ルースター・ノースサイドに行ったことがあるかたはひょろっとしていて愛想の良い若者スタッフがいることをご存知でしょう。

そう、彼こそが「寺ちゃん」であります。

なんと面積の97%が木という三重県のある村から18歳で状況した彼は新聞配達をしながら高田馬場にあるPA学校へ通っていたのです。

そこを無事に卒業した寺ちゃんはあるライブハウスにもぐりこむことに成功。
しかし仕事は週に3日ほど。極貧生活になってしまうのでした。

ちょうどその頃こちらルースターではノースサイドが開店。
ニュースタッフを探しはじめておりました。

ものはタイミング。

ノースサイドでイベントを仕掛けているケロさんの紹介により、寺ちゃんははれてルースターのスタッフに。
約1年半前のことでした。

寺ちゃんはPAは勉強したものの、楽器はやったことがありませんでした。

毎日のように演奏と接していると「自分も何か楽器がやれたらいいな」と思うのが常。

ギターも持っていない寺ちゃんは当然ながら弾くことはおろかチューニングの仕方すら知りません。

そんな寺ちゃんでしたが、あろうことかいきなり宮之上ジャズギター道場に入門したのであります。

レパートリーは「枯葉」と「Fのブルース」の2曲。
ルースター本店での年末のカウントダウンライブではその腕前を披露してくれました(笑)。

ギターの練習を日々続ける寺ちゃんでしたが、ある日、ノースサイドのブルースセッションで知り合った面々にバンドに誘われました。
「ベース弾いてくれない?」

私は「マスター、ベースはどう弾けばいいんですか?」という寺ちゃんに丁寧に指導。
なんと先月、原宿のライブハウスでベースデビュー!
ステージ衣装には車に貼るあの初心者マークが着いていました。

夢を持って東京へやってきた寺ちゃんの快進撃は留まることを知りません。

実は2月16日(金)。ついにノースサイドでセッションリーダーを務めることになったのであります。

常に前向きな寺ちゃん、ぜひ応援に行ってあげてくださいませ。
その日は見学も参加費も無料であります。19時から11時までやっております。

新メニュー登場!

2007年2月15日(木)

ルースターのメニューに新たなおいしい逸品が加わりました。
まず一つ目はハンバーグライス。
ハンバーグは以前からメニューにはあったのですが、これ、実は改良に改良を重ねていたのです。
国産の牛肉と国産豚肉を黄金のバランスでこねたもので、この配分をいくつも試作。
ついに絶妙な配分を見つけたのです。
試しに牛肉100%のハンバーグと黄金のバランスのハンバーグを目隠しして食べてみるとその違いは「こっちのほうが断然おいしい!」と歴然。
トマトとオニオンのマリネサラダとライスがついて700円とお値打ち。
いやいや料理は奥が深いのです。
そしてもうひとつは「オレンジのあったかパウンドケーキ」。
オレンジスライスがしっとりパウンドケーキのまわりにピタッ!
ほんのりとキャラメルの隠し味が利いたしっとりパウンドケーキはあたたかくてやわらかい。
なんとも言えない優しい味わいに仕上がりました。
食後にぜひおすすめの450円。
ご来店の際には要チェックですよー。