Live Cafe Rooster

地階から胃薬

皆様、「地階から胃薬」をクリックしていただきありがとうございます。
このコーナーはルースター総支配人による不定期更新のコラムです。
ルースターの事、総支配人の事、出演者の事、お客様の事をはじめ、ルースターにまつわるいろんな事柄をご紹介しております。
お茶でも飲みながらゆっくりとご覧くださいませ。

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ジャパンブルース&ソウルカーニバル’07チケット販売のお知らせ。

2007年6月1日(金)

さあさあ、今年もございます。
JAPAN BLUES & SOUL CARNIVAL '07

★ルースターとルースターの2号店、ルースター・ノースサイドでは以下のコンサートのチケットを発売中です。

■7月20日(金) 渋谷duo music exchange
開場18:30 開演19:00 
前売7000円+当日ドリンク代(500円)
出演:ココ・テイラー

■7月22日(日) 日比谷野外音楽堂
開場15:00 開演15:45
前売7000円
出演:ココ・テイラー/ローリー・ベル/吾妻光良&スウィンギンバッパーズ/マダムギター長見順
 

吾妻光良の叔父、CDを発売!

2007年6月7日(木)

吾妻光良さんはスゥインギン・バッパーズでお馴染みのお方でありますが、叔父さんがジャズピアニストであることは案外知られていないと思われます。

実は吾妻さん一家は音楽一家。
お母様とお姉さんはクラシック、そしてお兄さんのジョージ吾妻さんは超有名なロックギタリストなのです。
そんな音楽一家であれば叔父さんにジャズピアニストがいてもまったく不思議ではありません。

叔父さんの名前は佐井重昭(さいしげあき)。
今年9月で75歳になります。
ジャズピアニストとして半世紀以上の経歴でありながら今回のCDがデビュー盤となるのにはどうやら商社マンとしての仕事が忙しかったことが理由。

では今なぜCDデビューなのか?
実は叔父様が実家で「スローボート・トゥ・チャイナ」を弾いていたのを吾妻光良さんが偶然聴いたことがその発端。

「おお、私が大好きなこの曲を叔父さんが弾いている」。

年齢こそ違えども同じジャンルの音楽を好きなピアニストがこんなに身近にいたのだと、吾妻光良さんが気がつき、それからバッパーズのリズム隊である牧裕さん、岡地曙裕さん、そしてもちろんギターと歌に吾妻光良さんというメンバーとで年に1、2度という実にゆったりしたペースでライブを行うようになっていったのであります。

このたび発売されたCDは2000年から2005年まで行っていたライブ(中野のBright Brownと当店ルースターでのもの)をレコーディングしていたもの。

ライブのペースもゆったりならCDが発売されるまでの時間も恐ろしくゆったりペース。
しかしながら流行音楽とはまったく関係ないこのCDは来年も再来年もゆったりくつろぎながら聴いていられるCDと言えそうなのであります。

CDの詳細は以下のサイトでご覧いただけます。
Grand Gallery Presents Shigeaki Sai New York-Forever in my heart

ルースター10周年に向けてのお得な情報。

2007年6月13日(水)

おかげさまで今年9月でルースターは10周年を迎えるのであります。

いえーい!

とは言いつつも、10周年はライブハウスとしては決して長い方ではありません。
ルースターよりも3倍以上も長くやってらっしゃる大先輩のお店がけっこうあるのです。
そういう意味ではまだまだ新人の気分。
さらなる飛躍とそしていつまでも初心を忘れずにやっていきたいと思うのであります。

まあしかし、10周年というのはおめでたいのであります。
さて、10周年を迎えるにあたり、何かできることはないのか?

ジャズ系ライブハウスというのはライブの合間の休憩時間があるのですが、ひとりで来られているお客様にとって、それは退屈な時間となってしまいます。

ルースターにおいてはそうしたお客様にも退屈せずに次のステージまで残っていていただこうとここ数年は店主であるわたしがサギー志郎と名乗り、手品をしていたのです。

ところがマジックというのは同じものを何度も見るともうびっくりしてはもらえません。
ならば新作を次々やればよいのですが、もともとマジシャンでもない私が次々新ネタを披露するのはとんでもなく難題。

「うーむ、どうしたものか」。

あれこれ悩んでいたのですが、ある晩、「そうだ! ここでプレゼントコーナーをやればいいかも」と思いついたのでした。

「でも何をプレゼントすればいいのだろう?」

新たな難問が私を襲うのもつかの間、「10周年に向けて、お好きな日のライブをチャージ無料で聴けちゃうインビテーションカードをプレゼントしちゃおう」と思いついたのです。

いえーい毎晩、1名様にカード一枚につき、一晩ご招待(3ヶ月有効)のインビテーションカードをプレゼントしちゃいますぞ。

さて、その方法は? それはルースターへ来てのお楽しみ。

ちなみに10周年までの毎晩プレゼントです。
これ、お客さんが少なそうな日に来店すればカードをゲットできる可能性はぐっと上がるということでもあります。
皆様、よろしくお願いいたしますー。

激安ホールレンタル。

2007年6月27日(水)

うちのスタッフにロックバンドをやっているものがいます。
なんでもそのバンドリーダーが「自分たちでライブを企画しよう」と発案したそうなのです。
そこでリーダーがとった行動はロック系のライブハウスをレンタルするというものでした。
そう、いくつかの仲間のバンドでライブハウスを貸しきって一晩楽しく過ごそうと考えたわけだったのです。
ところが、いくつかのライブハウスに企画を持ち込んでみるとどこもレンタルホール扱いになり、ライブハウスのレンタル料金はおよそ15万円もするのだそう。
しかも、これ以外にアンプやドラムセットの使用料金もかかり、仮にお客さんが50人来ても「赤字じゃんか!」なのだそう。
これを聞いた私は「そんなにお金払ってライブするなんてもったいないなあ」と感じざるを得ないのであります。
なぜならば、ルースターの2号店は一晩レンタルしても4万8000円なのだからです。しかも、アンプもピアノもドラムも無料でっせ。
ルースター本店はジャズとかブルースとかブラジル音楽が中心ですが、2号店、「ノースサイド」は防音完備でロックも可能。
みんなもっと借りておくれー。

メタボリックでポッコリならば。

2007年6月28日(木)

最近、めちゃくちゃ耳にするのがメタボリック シンドローム。
詳しくは内臓脂肪型肥満に高血糖・高血圧・高脂血症のうち2つ以上を合併した複合生活習慣病ということだそうですが、イメージ的には単純におなかがポッコリとしているような状態を思い浮かべてしまいがちですよね。
私は太っているわけではなく、むしろ痩せ型なのですが、40も半ば。
この言葉を聞くたびに「うーむ、そういえば最近、おなかがポッコリしてきたきがするなあ…」。そう感じておりました。
そんな矢先の出来事です。真夜中のテレビショッピングで紹介されていたあるものに目を奪われたのです。
それは乗馬をするのと同じ運動効果が得られるという乗馬感覚フィットネスマシーンであります。
「あー、あれね」と思い当たった方も多いのではないでしょうか?
私はさっそく大型電気店で比較検討の上、購入。ついに10日前にやってきたのであります。
いざ乗ってみると、これがまるで腹筋運動をしたかのような雰囲気。
おかげでなんとなく筋肉がついてきた気がしているのです。
本来なら本物の馬にでも乗れたならいいのですが、そんなセレブのような生活とは無縁。しばらくこのマシーンに乗ってみようと思うのです。
特に体重のある方には本物の乗馬よりもこちらをオススメしたいなと思います。
「え、なぜかって?」
だって、あまり体重が重かったら乗られた馬の方が痩せる思いをしちゃいますものね。
30日、私は鍛えた腹筋で歌います。スケジュール見てね。

綾戸智絵さん10周年おめでとう。ルースターもおめでとう。

2007年6月29日(金)

昼間、何気なくテレビを点けると「徹子の部屋」をやっていました。
ゲストはジャズシンガーの綾戸智絵さん。
なんでも今年でデビュー10周年なのだそう。
「私があのデビューCDを買ってからもう10年も経っていたのか」。
いやいや時の経つのは早いものだと痛感してしまいました。
実は今夜のルースターに出演していたのはその綾戸智絵さんのピアノを長いこと演奏していた森下滋さん。
歌を押し出すピアノの技の数々、そしてソロになると猛然とその存在を現す技に脱帽してしまいました。
もちろん、ジャズ界の珍獣じゃなくて、重鎮であらせられる池田芳夫さんやスーパードラマー、安藤正則さんの圧倒的な演奏、そして世界を股にかける高樹レイさんの素敵な歌も相俟って今夜のルースターはまさに高級ジャズクラブであったのです。
客席の紳士淑女の皆様も次々と繰り出される妙技に酔いしれておられました。
昨日のブルースも「いえーい!」と叫んでしまうほど最高な夜だったのですが、今夜のジャズもこれまた格別に素晴らしい。
なにしろ曲がスタンダードだけにそのアレンジやアドリブが「そうくるのねー」という感覚でめっちゃ面白い。
その「そう来るのね」のはるか上のレベル(口では言えません)で行うのバトルはまさに生ならではの喜びですねえ。
このめちゃ最高な世界をまだ未体験の方がいらっしゃいましたらぜひルースターへお越しくださいませね。
綾戸さんもルースターも10周年。
いやー、最高なミュージシャンの生演奏は本当に素晴らしいものです。
ずっとこの幸せな空間をやっていきたいと思います。
継続は力なりといいますが、ジャズ系のライブハウスの継続はすっごーく大変。
皆様がお越しいただいて成り立つのであります。
あー、お客様は神様です。
待ってますー。