Live Cafe Rooster

地階から胃薬

皆様、「地階から胃薬」をクリックしていただきありがとうございます。
このコーナーはルースター総支配人による不定期更新のコラムです。
ルースターの事、総支配人の事、出演者の事、お客様の事をはじめ、ルースターにまつわるいろんな事柄をご紹介しております。
お茶でも飲みながらゆっくりとご覧くださいませ。

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時速1000キロ。

2008年4月1日(火)

「ただ今、当機は時速1000キロで順調に飛行中です」。
九州からの帰りの飛行機の中での機長のアナウンスであります。
窓から下を覗くとさすがに時速1000キロ、富士山が見えたかと思うと伊豆、そして三浦半島。
すさまじい速さで景色が変わっていきます。
さて、いざ羽田へと思いきや「あれれ?」そのまま進んであっという間に千葉の上空へ。
そうです一度千葉県上空へ入り、ぐるっと回っての羽田着陸なのです。
三浦半島上空から直接降りてくれればすぐなのにと思うのですが、まあそれはいろんな事情があるのでしょう。
でも飛行機って早いものですね。
ものすごい遠回りでもそれほど遠回りとは思われない。
もしも、車で九十九里へ行ってまた帰ってきてなんてやっていたらいったいどれくらいの時間がかかるやらです。
そんな飛行機ですが、聞くところによるとなんと飛行機会社の持ち物ではなく、馬主ならぬ飛行機のオーナーがいて、レンタル費用を払って借りているらしいのです。
全部ではないかもしれませんが、とんでもない大金持ちが世の中にはいるものですなあ。
と、自転車の駐輪場代金を先ほど支払ってきた私は痛感するのでありました。

ひでき還暦。

2008年4月5日(土)

ルースターをオープンしたのは1997年。
今年で11年ということになります。
オープン当時、30代だった私は40代、50代のミュージシャンに多く出演していただいておりました。
あれから10年ほど経過し、私も10歳年齢を重ねておりますが、ミュージシャンの皆さんも同じ分だけ年齢は増加しているわけです。
こうなってくるとだんだんと還暦の声が聞えるようになってきます。
BLUES FILE No.1やトランザム、そしてソロでも多数のヒット曲でおなじみのボーカリスト、西濱哲男さんもこの5月還暦を迎えられます。
もしもサラリーマンだったらそろそろ定年退職かという年齢ですが、ミュージシャンに定年はありません。
おそらく死ぬまで歌っているであろう西濱哲男さんですが、この5月11日にルースター・ノースサイドで還暦セッションライブを開催されます。
西濱さんが歌いまくるのか、休み休みやるのか?
とにかく来られた方々とセッションであります。
詳しくはノースサイド5月のスケジュール欄をご覧いただくといたしまして、今後、ノースサイドではこういう還暦系のライブが増加していくような気がします。
このコラムをご覧の皆様もそろそろ還暦という方はぜひノースサイドまでお問合せくださいませね。

あるサイトで、あんなこと。

2008年4月12日(土)

おやじバンドという言葉が使われるようになって久しい昨今、インターネットの上でいわゆるもおやじ対象のサイトも目に留まるようになってきました。
その中のひとつにYOU-NEXTというサイトがあるのですが、ここは音楽のみならずファッションや車など、その内容は多岐に渡ります。
実はそのなかで私は連載のコラムを書かせていただいております。
タイトルは「パフォーマンスの壺」。
「佐藤社長、ぜひ、おやじバンドをやっている方に向けて、ライブをする上でのアドバイスをお願いします」。
YOU-NEXTさんからそうお願いをされた書き始めたのです。
おかげさまで現在第7回目まできております。
さて、そんなYOU-NEXTさん、今度はノースサイドのブルースセッションをビデオに収め、YOU-TUBEで配信をするそうです。
収録は今度の4月14日、月曜日。
映りたい方はノースサイドまでぜひお越しくださいませ。
下記はYOU-NEXTさんのURLです。
ぜひご覧ください。
http://www.you-next.jp/

ダンシングおばあちゃん。

2008年4月17日(木)

今年の2月に老人デイケアセンターへ手品をしに行ったことを以前書きました。
そのときはおじいちゃん、おばあちゃんの反応が非常に少なく、「うーむ、こりゃいかん」と反省して帰ってきたのでありました。
その雪辱戦が今日。
さて、今回はどうだったかというとこれがとても盛り上がったのでした。
前回の反省点は手品を一方的に行ってもだまって見ているだけになってしまう。
なので今回は参加型のものをやってみようと思っていたのでした。
3週間ほど前のことです。
「そうだ。みんなで合唱なんてどうだろうか」と思いつき荻窪の高級鳥料理店のご主人Yさんに相談してみました。
何しろYさんはデイケアセンターにお世話になるほどではないにしろ、近い将来その可能性をかなり秘めたお方(こりゃ失礼)。
歌を歌うには何が良いかを知っておられたのです。
それは唱歌・童謡でした。
そうなのです。かの美空ひばりの歌でもデイケアセンターに出入りされている方々には若い人の歌と感じてしまうらしいのです。
それは45歳の私がオレンジレンジを歌わされるような感覚かもしれません。
その意味で唱歌・童謡はどんぴしゃでした。
まずは自己紹介と手品でひと拍手をいただきまして、歌のコーナーへと突入です。
1年前のことは忘れてしまうかもしれませんが幼少時代の記憶と言うのは一生もの。
歌詞を見ずとも歌えてしまうのでは? と思われましたが、全員分の大きな文字の歌詞カードを配布する念の入れよう。
私はギターを抱え、歌のお姉さんとして当店のスタッフも参加です。
さーて、まずは「故郷」を合唱。
どっかーん! 全員の大合唱となったのです。
うひょー。この反応は凄い!
この勢いを止める手はありません。続いて2曲。
このまま歌だけでも良いのでしょうが、そこからはこういう性格の私ですから、「せっかくだからどなたか前に出て、歌詞に即興で振り付けして踊ってみませんか?」と持ちかけてみたのです。
「じゃー、誰からやりましょうかー」。
そういうといっせいに目をそらし始めるご老人衆。
「おやおや、誰も目を合わせようとしませんねー」というと一同爆笑。
そこでいきなり私はケアセンターの社長さんを指名、前に出てもらうことに。
即興で踊る社長さんを見ながらご老人の皆さんは笑いながら歌っているのであります。
このような歌と踊り、そして合間に手品を交えながら進めること1時間。
あっという間に楽しい宴が終了したのでした。
中でも「犬は喜び庭駆け回る、ネコはこたつで丸くなるー」の即興ダンスはもの凄い盛り上がりを見せましたよ。
何はともあれ雪辱戦は大成功。
皆さんに喜んでいただけてよかったとほっとしている私なのでした。

変わる荻窪。変わらない荻窪。

2008年4月24日(木)

荻窪を歩いていると「あれ、こんなお店できたのか」とか「あれ、あのお店なくなってる!」といったことが頻繁にあります。
もっともこれは荻窪に限ったことではないかもしれませんが。
小さなお店ならまだしも、かつては荻窪の南側にモス○ーガーや、居酒屋の白○屋、焼肉屋の○角もあったのです。
こうしたお店が撤退するのですから、かなり荻窪という場所は厳しいのかなあと思ったりします。
昔、ある方に「荻窪は老舗しか残らないんだよ」と聞いたことがあるのですが、実際のところ、老舗のうなぎ屋さんとかそば屋さん、ラーメン屋さんなど大昔からそこにあるお店が多く、新しくできたお店は2,3年でなくなってしまっているケースがとても多いのです。
その方は、「荻窪は石の上に3年じゃなくて10年かもね」と言っていたおられました。
でもこの話を聞いたのはもう10年も前のことなのです。
その意味ではルースターはなんとかかんとか10年以上やっているわけで、そろそろ荻窪のお店の仲間入りができるのではないかと思ったりもいたします。
そして昔からあるうなぎ屋さんやおそば屋さんのようにずっとそこにあるお店として認知される日が近い将来来るかもしれません。
でもそのためには日々しっかりやって、みなさまに愛されるお店にならねばですね。
ルースターというライブハウスはなにも特別な場所なんかではなく、普通のお店なのだということを荻窪のみならず日本中に知っていただけるようにがんばろうと思うのでした。

ノースサイドに新メニュー。

2008年4月29日(火)

ルースター本店の看板には音楽食堂という文字がどーんと書いてあります。
思い起こせば開店以来いろんなメニューが現われては消えていきました。
昨年、惜しくも消えたルイジアナ風ワニカレーや専門のシェフが作りに来てくれたスペイン料理フェア…。
現在のルースター本店は名物料理こそなくなりましたが、逆に平均していろんなものが出るようになりました。
さて、では2号店、ノースサイドのほうはどうなのか?
そうなのです。
ついに今週から新しいメニューとなったのです。
ノースサイドをご存知の方が行ってみると「あれ?PA卓が客席に進出している!」と思われるはず。
実はPA卓の後ろにどかーんと新型冷蔵庫を導入したからなのでした。
ノースサイドへ行かれるご予定の方、そうでない方もぜひノースサイドのメニューページもご覧くださいませね。
JavaScriptをONにしていれば、メニューページの写真は本店もノースサイドも見るたびに変わります。
次々写真を変えたい方はキーボードのCtrl+R(Macの方は林檎+R)キーを押してみてくださいませ。