Live Cafe Rooster

地階から胃薬

皆様、「地階から胃薬」をクリックしていただきありがとうございます。
このコーナーはルースター総支配人による不定期更新のコラムです。
ルースターの事、総支配人の事、出演者の事、お客様の事をはじめ、ルースターにまつわるいろんな事柄をご紹介しております。
お茶でも飲みながらゆっくりとご覧くださいませ。

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ボクシングブーム

2013年4月9日(火)

最近、また日本にボクシングブームがまたやってきているのであります!
かつて我々世代は「あしたのジョー」によってボクシングに目覚め、輪島功一、ガッツ石松、具志堅用高などのタイトルマッチに一喜一憂していたのであります。
そういう私も「あしたのジョー」は全巻を揃え、高校時代はボクシングジムに通う時期もあったのでした(なははー)。

その後も、渡嘉敷勝男、辰吉丈一郎、鬼塚勝也、勇利アルバチャコフ、薬師寺保栄、竹原慎二、ほか多くのチャンピオンが誕生。
最近は長谷川穂積、亀田3兄弟、内藤大助、西岡利晃らがお馴染みですね。
西岡はあのドネアと闘い、やぶれ完全燃焼で引退ということになりましっけ。
そして、ロンドンオリンピックでは44年ぶりに村田諒太が金色のメダル獲得しました。

でもって昨日です!

WBCのなーんとトリプル世界戦が昨日、両国国技館で行われました。
トリプルですから3組の世界タイトルマッチなんでございます。

以下は結果です。
■山中慎介VSマルコム・ツニャカオは12回TKOで山中の勝ち。
■八重樫東VS五十嵐俊幸は3−0の判定で八重樫。
■三浦隆司VSガマリエル・ディアス9回1TKOで三浦の勝ち。

と、言われましても、ピーンと来ないかもしれませぬね。
でもですね、これから日本は間違いなくボクシングブームがやってきちゃいます。
昨日なんてテレビ番組「深イイ話」で山中VSマルコムを生中継してました。
しかも!!!
防衛した山中は亀田3兄弟の末っ子、和毅が挑戦を申し込んでいるのであります!
これは大変です。
さらに!
最近最も注目名選手、高校史上初の7冠というモンスターボクサーである井上尚弥に至っては、プロデビュー戦にして対戦相手が東洋太平洋ミニマム級7位。
これをKOしたのであります。
驚くのはここからです。
4月16日、この井上のプロデビュー3試合目の中継があるのですが、これがなーんと!
フジテレビで21年ぶりになるゴールデン生放送!!!!!
うおーーーーーーーー!
新人なのにゴールデンって21年ぶりどころじゃなくて人類史上初じゃないすかこれ!
つまりですよ。
井上の時代が1000%来るとフジテレビは約束しているのです。
というわけで、ボクシングの時代がやってきます。
今のうちにいろいろ注目ですぞーーーーーーー!
って、読んでいただいてありがとうございました。
ライブハウスの時代も音楽定額ダウンロードが定着後にやってくるのではないかと期待しちゃいます。

カッパは実在した!

2013年4月10日(水)

先日、合羽橋商店街に行ったのですが、商店街にはなんと河童の銅像が!
むむむ!なんだこの河童は!
私はしばし立ち止まると、銅像の説明文があることに気がつきました。

なんでも160年ほど前、合羽橋辺りは湿地帯で、雨が降ったりするとそれはもう大変だったそうじゃ。
よーし、それならばと住民達のために私財を費やして整備を行ったのが合羽屋喜八さんであったんじゃな。
しかし整備は難航してしまったんじゃ。
それを見ていた河童達。
「ああ、あのお方は昔、私たちを助けてくださったお方だ」と夜ごとに工事をして喜八を助けたのだそうじゃー。

うそかまことか、合羽屋喜八は河童を助け、そして今度は助けた河童に助けられたというわけです。
こういう日本昔話みたいなお話は日本全国にありますよね。

いつか私も河童を助けて、もっと日本に生演奏が根付くようにしてもらいたいです。
そのためにも今後は厨房用品は合羽橋に買いに行き、回転寿司はかっぱ寿司に食べに行こうと思います。

オープンマイク。

2013年4月13日(土)

弾き語りをやっているという方にちょいと宣伝を。
荻窪ルースターの2号店、ルースターノースサイドは「私も演奏したい」を応援するライブハウスです。

で、2ヶ月に一度ほど、オープンマイクを行っています。
どなたでも参加&見学が可能です。

ぜひあなたもいかがでしょうか?

■4/16(火)飛び入り弾き語りナイトvol.70
OPEN18:30/19:00〜23:00
参加費500円+オーダー/見学はオーダーのみ
司会進行: 竹内克文
アコギまたはピアノの弾き語りをやっている方、お気軽にご参加ください。
見学の方はドリンクオーダーのみで見る事ができますので、美味しいお酒と料理を召し上がりながら、アコースティックな音楽をお楽しみ下さい。

投げ銭ライブはおいくら?

2013年4月14日(日)

当店、荻窪ルースター本店では通常のライブチャージは2500円から3000円が最も多いのです。
まあ、それでもこれは比較的安めの設定でしかも飲食豊富でそれらもなんと300円から。
連日大物プロミュージシャンが熱演するライブハウスとしては実に安め。
そんな当店にあって、「うへー、いいんですか?」というライブの日がたまに存在します。
「お代はいくらでもけっこうでございます」という投げ銭ライブの日がそれ。
「えー、ルースターで投げ銭ですか?」
はい、そーなんです。
実は投げ銭ライブをやってみようかと思ったのにはわけがありました。
昨年の9月に「中央線ブラジル化計画」というブラジル音楽ミュージシャンがごっそり集うライブを行ったのですが、それが投げ銭であったのです(今年は9月14.15日)。
中央線の4店舗で共同での2日間のライブイベントであったのですが、これお客さん数がのべ2000人!
まあ、新聞雑誌、ラジオなど様々なメディアが取り上げた注目のイベントであったので、これだけのお客様がやってきたわけですが、
この2日間は前述したように投げ銭であったのです。
お店の方で投げ銭箱を用意してそこに「いくらでもけっこうです」と投入してもらったのですが、その平均金額は約1000円。
平均ですのでそれよりも多い方も少ない方もいらっしゃるわけですが、おおよそ1000円というのが投げ銭の目安になったのではないかと思いました。
この平均というのは当店だけでのものですが、それでも何百人の平均ですのでまずまず1000円前後なのかなとはわかります。
で、いくら払うべきかの謎は大まかに解消したとして、誰がいくら出したかとかが人目に触れるのはどうかというのもちょっと問題。
「あー、あの人は1万も出してる」とか逆に「小銭じゃん!」とかほかのお客さんに見られてはいけない気もするのです。
というわけで、当店でその後、行っている投げ銭ライブではお帰りの際、受付で飲食代をお支払いされる時に、箱に投げ銭を入れてもらうという方式にいたしました。
これによってほかのお客さんからはわかならいことになるのでした。
しかしながら、これが正しい金額かどうかということではありません。
あくまでもお支払いする側の意見として金額が決まる。
これでいいと思うのです。
あらかじめチャージが決まっているライブでしたら「このライブはいくらです」ということですが、投げ銭は聴く側の自由。
ですのでお財布と相談でまったく問題ありません。
いくら以上出してほしいということであれば最初から投げ銭にせずにチャージにすればいいわけですから。

というわけで、鈴木よしひささんが、ルースターの昼の部で投げ銭ライブを行いますよ。
ぜひお気軽にお越しくださいませ。

■4/28(日) ひとりジャズバンドな昼下がり
CHARGE:投げ銭(お楽しみ料)OPEN 12:30/START 13:00

鈴木よしひさポリパフォーマンス(g.key.ヴォイスパーカッション.足鍵盤)

ひとりジャズバンドとは何か?文字で説明よりも動画を2本どうぞ。しかもけっこう笑えますよ。で、このライブはお昼です。しかもチャージ制ではなくて、投げ銭。あなたのお財布と相談で大丈夫。ぜひお気軽にどうぞー
http://www.youtube.com/watch?v=y8y7j_Ra3JQ
http://www.youtube.com/watch?v=dKNMcnz9tyY

OGIKUBO Walker!

2013年4月14日(日)

カドカワさんから出ている「東京Walker」はお馴染みの情報誌。
これの街バージョンというのが、いろいろ出ております。
横浜とかありますよね。
で、武蔵小金井Walkerっていうのもあるんです。
「えーーーー? もっとメジャーな駅のとかがないのに。なんで?」
という疑問も浮かびそうですが、どうやらカドカワさんの考えでは誰もやってなさげな街をやっちゃおうということのようですね。
でもって荻窪です。
かつて東京Walekrでは荻窪特集が組まれたことがありましたが、この時は当店、荻窪ルースターはどっかーんと紹介していただけましたっけ。
でも、あれは東京Walkerであって荻窪Walekrではありません。
じゃあ、武蔵小金井があって荻窪はないの?
と思っていたところ、じゃーん!
出ますよー!
4月19日に荻窪Walekrが堂々の発売なのであります。
さて、当店は掲載されているのか?
お楽しみは19日に。
それも楽しみですが、まだ知らぬ荻窪発見ができそうだし、19日の発売が待ち遠しいのであります。

ドアを開けよう。

2013年4月17日(水)

当店のライブスケジュールは雑誌にも掲載されております。
その締め切りがやってきましたので、これから作業せねばです。
音楽の雑誌というと、すごくマニアックなものであります。
そのジャンルの音楽、もしくは楽器パートが大好きな方でなければ読んでもちんぷんかんぷんになるでしょう。
たとえば私が、盆栽の雑誌を読んだとしましょう。
そこには偉い盆栽の先生が記事を書いていることでしょう。
しかし、それが誰なのか、そして専門用語もわからないぞ、ということになってしまうのです。
しかしながらたとえばJAZZの雑誌をペラペラとめくっていくと、当店の出演者がぞろぞろとインタビューされたり、楽器の紹介をしていたりと出て参ります。
でもこのミュージシャンの方々を読者の方々は知っておられるのだろうか?
全員知っている方はそうとうなマニアだと思われます。
なにしろミュージシャンってものすごい人数がいます。
私と面識のあるミュージシャンは1000人くらいはいるかもしれません。
面識のないミュージシャンはその何倍、いや何十倍、いやもっともっといるのでしょう。
私のような仕事をしている人間でも知らないミュージシャンだらけなのであります。
ですので、音楽の雑誌は、「ああこういう人がいるのか」と知るきっかけになったりもしていますが、それでも多くの方はインタビューの内容などちんぷんかんぷんなのではないかと思われます。
まあ、専門雑誌はそういうもの。
その世界がわかるようになればなるほど、記事も面白く読めるというわけですね。
そういう楽しみもあるのですが、当店、荻窪ルースターとしてはなるべくそうはしたくないんです。
出演者のことを知らなくても、その音楽ジャンルに詳しくなくてもすっごく楽しめる。
そういうお店にしたいのであります。
ただ、それをきっかけに興味がわいたということになればそれはそれで嬉しいことなんです。
ですのでただ生演奏を聴いてみたいというそれだけでいいのでぜひ当店のドアを開けてみて欲しいなと思います。

アベノミクスとライブハウス。

2013年4月17日(水)

最近、荻窪ルースターは繁盛しているのであります。
これもアベノミクス効果なのでしょうか。
と申しましても、以前に比べてということなのですが。

そもそも音楽というものは人類の歴史の中で常にあったものでございますゆえ、多少CDの売れ行きが悪くなろうが、音楽そのものはずっと残るのは間違いありません。
そう、多少のことでは音楽は無くなったりしないのです。

話を戻しましょう。
ライブハウスのような業種は景気が悪いと行かない人が増えちゃうと思います。
たとえば世に自粛ムードが広がると自粛すべきもののひとつに該当。
となりのラーメン屋さんがネオンサインをぐるぐるさせて営業していたとしてもライブハウスは休業します。

飯は食べないと生きていけないが、生演奏は聴かなくとも生きていけます。
つまり、生演奏は娯楽のひとつというわけです。

ではいろんな娯楽施設の中のひとつ、ライブハウスにお客さんが戻ってきた要因はいったい何なのでしょう。
おそらく世間から自粛ムードが薄らいできた。
そしてずっと自粛していた人たちが動き始めた。
さらにそこに追い討ちをかけるような景気回復の大きな流れがそうさせているのでしょう。

しかし、そうしてやっと生演奏という娯楽を浴びて集ってきた中高年たちは実に嬉しそうなのです。
「イエーイ!」とすぐに盛り上がってくれます。
もちろん、当店ですので演奏はすごいし、MCも達者な強者ぞろいです。
でも、そうじゃない部分、つまり中高年の羽を伸ばすぞ、という気持ちにやっと火が着いた部分も後押ししているのだと思います。

でもですね、ここに景気回復の大きな鍵があるのです。
言われてみれば当然のことなんです。

荻窪ルースターにみなさんが生演奏を聴きに来るとどうなるか?
そうです。
もちろん当店もうるおいますが、実は酒屋さんがうるおいます。
するとお酒のメーカーもうるおいます。
あと、ミュージシャンがうるおいます。
電車で来ていたミュージシャンは自家用車で来るようになります。
すると近隣駐車場がうるおいます。
ついでにミュージシャンがうるおうとぜったい楽器を買います。
次に車も買い換えちゃうかもです。
寄ったお客さんはタクシーに乗ります。
どうですかこれ!
次々にうるおうのですねー。
風が吹けばなんとか方式なんです。

ですので、みなさん、日頃のストレス発散のため、そして日本経済のために荻窪ルースターへ行こうではありませんか!

荻窪Walker本日発売。

2013年4月19日(金)

本日4月19日、カドカワより発売されました。
じゃーん!
「荻窪Walker」であります。
荻窪の歴史を始め、あれこれがぎっちり掲載されていますぞ。
と喜ぶのはいいのですが、「荻窪Walker」の発売を皆さんはご存じでしたでしょうか?
荻窪では本屋さんに平積み状態ですが、はたして荻窪以外では売られているのでしょうか?
ちょっと気になるところです。
いざ広げてみましょう。
お店もいろいろ載っていますが、まあ、荻窪の場合はお店だけでも数が多い。
しかも名店、老舗と呼ばれるお店が豊富なのです。
ざっと斜め読みしてみたところ、やはりもれているお店もけっこうあるようです。
全てを紹介するというのはページの関係で無理だったのでしょう。
かくいう当店は今回こそ掲載していただいているものの、あれこれの雑誌の街特集では紹介してもらえてないケースが多々ありましたっけ。
その都度、「うーむ、当店はまだまだなのだなあ」と痛感したものでした。
さて、「荻窪Walker」ですが、紹介の仕方はランキング形式での抜粋という感じ。
で、このランキングもお店だけじゃなくて、荻窪のいっさいがっさいをまとめて順位を付けて紹介するという仕組みでした。
順位があるのも変な気がしますが、アド街ック天国しかり、ランキング形式は読者にとっては面白いのかもしれません。
いずれにせよ、「荻窪Walker」はちょっとした街おこしのひとつになるやもしれません。
いや、ちょっとしたなんて言葉はいけません。
カドカワさん万歳であります!
大都市の街紹介の雑誌は山ほどありましたが、こういう荻窪だけとかの雑誌はこれまでありませんでした。
みなさんの住んでいる街も今後「○○Walker」が出るかもしれませんね。
いろんな街を訪れるごとに本屋さんに寄って、「○○Walker」を購入すれば、初めての街もそれまで以上に楽しめます。
できれば全ての駅で発売されることを望んじゃいます。

バンド名には注意しろ?

2013年4月20日(土)

いやいや、何が難しいって、もうバンド名を決めるってことほどむつかしいものはありません。
なにしろ、たとえ自分がよかれと思ってもメンバーは「そんなのやだよ」とか「もっとこうアグレッシブなほうがよくね?」などとそれぞれが勝手なことを言い出すからです。
たとえ、それをクリアできたとしても世の中には同じバンド名を考えた人がいるものです。
私などはまだ二十歳そこそこの頃、トリオバンドをやっていて「3人だから名前はトライスクルにしよう」と決めました。
ところが!
我々が出演しようとしたデモテープを持って行ったライブハウスにすでに出ていたのです。
しかも!
そこのオーナーがわざと対バンさせたものだから今夜の出演の看板に「トライスクルA」と「トライスクルB」という表示になったことがあります(爆)。
若かったし、どっちも誰も知らないバンドでしたから、笑い話にして名前を変えましたっけ。

まあ、対バンになるなんてことはなくとも同じバンド名を名乗っているバンドが世界中にはきっといるでしょう。
まず、いっぱいいそうなのは単語であります。
単語に○○ズとかズをつけてもこれまたどっかに同じ名前のバンドがいることでしょう。
ちなみに動物の名前なんかはもうぜったいいるでしょう。
あと、昔いたのに知らなかったというパターンで名前をつけているバンドもけっこういるはず。

いずれにせよ、バンド名は他にいないほうがよさげではないでしょうか?
ちなみに私は「ぶちかま志郎&左足ブラザース」という変な名前のバンドをやっていますが、これは世界を探してもまずいないでしょう。
あ、当店のレギュラーバンドに竹中俊二さん率いる「PERIGUNS」というバンドがありますが、これは私が名前を付けました。
でもってですね、明日21日に荻窪ブルースギターフェスティバルっていうのがあるんですけど。
実はこれいつしかバンド名になってました(笑)。
うっそーーーーー?
ですよね。
ライブ中のMC最中にそう決まってしまったのです。
ですので明日の出演は荻窪ブルースギターフェスティバルのみなさんです!
たしかに世界を探しても絶対に同じ名前のバンドはいないでしょうが、いなければいいというわけではなさそうであります。

■21(日)荻窪ブルースギターフェステイバル:2800円
松川純一郎(vo.g) 森園勝敏(vo.g.ex四人囃子) 小安田憲司(vo.g) 藤倉嗣久(vo.g) 坂野宝(vo.g) 尾形慶次郎(b) 小野秀夫(ds)
まさにブルースの勝ち抜きエレキ合戦でしょー!面白いこと間違いなしですぞー。あなたもルースターで楽しみましょう。お席あり。