Live Cafe Rooster

地階から胃薬

皆様、「地階から胃薬」をクリックしていただきありがとうございます。
このコーナーはルースター総支配人による不定期更新のコラムです。
ルースターの事、総支配人の事、出演者の事、お客様の事をはじめ、ルースターにまつわるいろんな事柄をご紹介しております。
お茶でも飲みながらゆっくりとご覧くださいませ。

ほかの胃薬へのリンクはページ下部にあります。

防御よりも攻めですねー。

2011年7月1日(金)

最近、ちょこっと当店に新しい出演者を、ということで幾人かのバンマスと打ち合わせをしております。
内容は秘密ですが、過日の打ち合わせはがっつり2時間ほど。
普通のライブハウスはそんなに打ち合わせとかしないかもですね。
私は直接会って両者合意が得られなければ「このお話はなかったことに」しちゃいます。
お互い「いえーい!」って思えなければずーっとわだかまりになりますしねー。
そのかわり、ルースター本店に出演となるとこれからの人生の大半はお付き合いすることになるのです。
まあ、しかし、そうは言っても店の力は不足ぎみ。
とりあえずは理想を掲げてということなのですが、なかなかそこから進めません。
いかんいかん!
弱気になるのは一番いかんのです!
ルースターがやらなきゃどこがやる!
そういう気合を持つくらいの勢いで生演奏業界に殴り込みをかけて行きましょーかね。

東京人が知らない大阪の真実。

2011年7月9日(土)

ちょいとばかり大阪へ行ってきました。
実は大阪へ行く直前、大阪を舞台にした「プリンセストヨトミ」という映画を鑑賞していたのです。
そのワンシーンに「それじゃあ、大阪全体が口裏を合わせていることになるぞ!」というセリフがありました。
「あはは、そんなことあるわけないじゃん」と私はスクリーンに突っ込みましたが、実際に大阪に行ってみると「もしかしたらそうなんじゃないか…」と思わされてしまったのです。
というのも我々東京人は大阪を次のようにイメージしていました。
「はい、おつり300万円」。
「あめちゃん、どうぞ」。
これを始め、街ではボケと突っ込みの会話でまん延し、ピストルでバーンと撃つ真似をすると見知らぬ人が「やられたー」と倒れてくれる…。
しかし、実際は違ったのです!
そういう会話は無いし、ひょう柄の服を着たショートカットのおばちゃんもまったくいない。
道頓堀はまるで渋谷のセンター街のようにちゃらい。
しかも食い倒れ人形は節電のために動いていないのです。
まあ人形の節電はいいとしても、来てみるとどーも大阪のイメージが違う。
私が「ああ、我々が思っていた大阪のイメージは観光誘致のための経営戦略であったのだ」。
こう思わされた決定的な根拠がなんば花月にありました。
というのも1000人収容可能ななんば花月で体験した本物の関西のお笑い、これがすごかった。
笑い死にさせられそうなほどのパフォーマンスのレベルの高さは当然のことだとは思います。
問題はそれではなく、
出演者が次々と「大阪ってこんなんですよ」というネタを入れ込んでくることでした。
つまりです!
大阪ってこんなんですわ、というネタを大阪の人に説明しても意味がないんです。
なんば花月に集まった1000人のお客さんは全員が関西以外から来ているとわかっているからこういうネタを連発してきているのです。
ということは!
大阪人はこのなんば花月で繰り広げるネタを大阪の象徴として全国に発信し、大阪を一大観光都市として広めようとしているのであります。
こうして我々なんば花月に集った観光客は大笑いさせられ「大阪っておもろいわー」と東京へ、そして全国へと帰って行くのです。
そして重要なのが、この観光収入で大阪は成り立っているということです。
みなさん、1000人の観光客はなんば花月だけで4000円づつ払うのです。
それを3回公演とかしますと、たった一日だけで1200万円の売り上げになるのですよ。
なんば花月だけでですぞこれ。
大阪全体にしたらどうなりますか!
ああ、そうなのです。
大阪人全員が一致団結して、大阪と言うイメージを全国に発信することで大阪は観光地になり、収益をあげていたのです!
そう大阪は「プリンセストヨトミ」であったように本当に大阪という国だったのです。
うーん、東京も大阪に何か見習うところがあるかもしれません。

同窓会はライブハウスが最適!

2011年7月9日(土)

激安で貸切ライブができる荻窪ルースターの2号店、ルースターノースサイド。
その使い道は実はいろいろ。
面白いところとしては同窓会というのがありました。
高校時代の同窓生が集まってわいわいやるのです。
これ、居酒屋を貸切してもできるのですが、実は居酒屋の貸切って意外と時間の制約があるんですよね。
普通は2時間とか。
考えても見てください。
同窓会が2時間で終わりますか?
無理ですよねー。
どちらかといえば、2時間くらいしたところから本番開始みたいなものですよね。
で、だんだん盛り上がって宴会みたいになってくる。
宴会と言えば?
そう歌ですよねー。
「なんかやれー!」とか言う人も出てくるし。
これ、居酒屋では他のお客様に迷惑がかかるから「お客さん、もう少し静かにしてくださいませんか」なんて言われちゃう可能性もあるわけです。
そこへ行くと、ルースターノースサイドは完全防音。
つまり?
そう、大騒ぎし放題なんです。
当然ライブハウスですから、演奏もできちゃうわけで、高校時代にバンドなんかやっていた連中がステージで当時そのままの曲を演奏できちゃうわけです。
そりゃもう大宴会ですから、演奏のできなんてだーれも気にしません。
でも思いっきり楽しいんですねー、これが。
もう、ライブハウスの貸切っていうのはこうやるもんだというくらいの貸切代表例でございます。
しかも、激安で貸切できるわけですから、こんないいことはありません。
居酒屋は2時間で外に出されちゃうけれども、ルースターノースサイドは17時から24時までずっといていいんです。
すごいでしょ?
これで平日の夜は28000円。
土日祝日は58000円です。
どうです? 同窓会をライブハウスでやりませんか?
当然ながら椅子とテーブルもありますし、飲み物食べ物も充実してますよ。
詳しくは2号店、ルースターノースサイドのページへどうぞ。

やはり大阪は日本を侵略する気かもしれない。

2011年7月10日(日)

通天閣に行ってみました。
すっかり夜になってしまいましたが、展望台に登ってみると…。
むむむ。
東京タワーの展望台よりもかなり狭い!
でもたしか「三丁目の夕日」という映画でも東京タワーができて行く様は当時の東京の人たちに明るい光を当ててくれていたということでした。
その意味ではこの通天閣も大阪の人たちを元気にしてくれていたのでしょうね。
そういえばスカイツリーも東京タワーができた時ほどではないにしろ、周辺では盛り上がっていますものね。
さて、そんな通天閣も大阪観光の楽しみのひとつではありましたが、通天閣に行った目的はそれだけではありません。
ここに夜訪れたのには理由があったのです。
それは?
はい、新世界の串かつであります!
「2度漬け禁止」でお馴染みの名物「串かつ」であります。
いざ有名店「近江屋」さんへ。
しかし、なんと串かつしかメニューにはありません。
どて焼きも食べたかったのにー。
ひととおり食べるとよーし、もう一軒。
早く終わってしまう串かつ屋さんが多いなか、なんと24時間営業のお店がありました。
「壱番」さんであります。
ここではしっかり「どて焼き」を注文するも、なんと「あれれれ」。
前日に行った道頓堀「くれおーる」のどてのほうが自分には合うなあと思わされてしまいました。
まあしかし、昨日も書きましたが、これも大阪人が全国から観光に来てもらうようにと編み出した名物作戦なのでしょう。
まんまとそれにのっかってしまいました。
うーん、東京のライブハウスも何かできないだろうか…。
あ!
当店の出演者の比率は圧倒的に関西人が一番多いのですが、これも大阪国からの使者たちなのであろうか…。
むむむ、吉本も東京に進出しているし、ああ!
もしかすると大阪国は東京をも飲み込むつもりかもしれん!

ひとりで行くライブハウスで。

2011年7月11日(月)

皆さんもライブハウスに行く機会があると思います。
アマチュアバンドが出ているライブハウスではあまりないことだと思いますが、当店のようなライブハウスでは1つのバンドが2回のステージをいたします。
いわばサッカーの前半後半のようなもので、1時間のステージが2回あるのです(お店によって3回以上のところもあります)。
で、前半戦と後半戦は曲目は変わります。
2回戦目のほうがいつも盛り上がる傾向にある感じでしょうか。
で、ライブ中はいいのですが、ライブ前とこの前半後半の間の休憩時間、これが問題です。
何が問題かと言いますと、たとえばひとりでライブハウスに行った場合、この時間をいかに過していただくか?
話し相手もいないし、なんだか退屈だなってことになってしまいます。
ところがどのライブハウスもこの時間帯はなーんにもないのが普通なのです。
そこで当店はライブ前の前説、休憩時間のマジックショーを導入しておるわけですが、それだけでは足りません。
ということである読み物をお配りしています。
それは「ルースタータイムス」と名付けた新聞のようなもの。
新聞と言いつつも月間新聞。
1カ月に1度のペースで新しくしています。
今回は「ジャズ特集」。
詳しい人には知っているようなことが書いてあります(笑)。
でも実は詳しくない人のほうが大多数かもしれません。
それにジャズは難しいと感じている人も多い。
実はこれ、毎日配りますので、ジャズの日ではなくとも配られるのです。
つまり、ジャズに興味が無かったお客様にも少しでもジャズにも興味を持っていただこうということなのです。
これを毎月いろんなジャンルでやっていくというわけですねー。
うーん、わんだふる!(自画自賛)。
というわけで今日から新バージョンを配り始めまーす。

ボサノバのマエストロ来る!

2011年7月11日(月)

中村善郎さんという方をご存じでしょうか?
「あ、ボサノバの人でしょ?」
はい、その通りでございます。
ボサノバのマエストロなんて言われているのですよ。
その中村善郎さんですが、実は7月21日に当店、荻窪ルースター本店に出演してくださいます。
夏はやっぱりボサノバですものね。
っていうか当店では年中やってますけど(笑)。
さて、もうちょっとだけ解説させていただきますと、デビューは1990年。
これまでに18作ものリーダーアルバムを出されていらっしゃいます。
実は80年代からブラジル音楽のスペシャリストとして大活躍されていて、ソロデビューは満を持してというところだったのでございます。
その後、様々な活動をされていらっしゃいますので、もしお名前をご存じなくともテレビCMやら何やらでまず間違いなく耳にされているはずでございます。
でもって今回のご出演はギターの長澤紀仁さん、クロマチックハーモニカのマツモニカさんのお二人との競演ということになっております。
このおふたりは長く当店でブラジル音楽を演奏されておりまして、おふたりとも相談して「中村さんに来てもらえるかなあ」ということになったのでした。
ぜひ、みなさま7月21日はどっぷりとブラジル音楽に浸ってみませんか?
皆様のお越しをお待ちしております。

ウシャコダ再来!

2011年7月12日(火)

いやいや暑いですねー。
7月でこんなに暑いと12月はものすごい暑いでしょうねー。
べたべたな冗談はさておきまして、またしても面白いライブがありますよ。

1979年にデビューしたあのウシャコダでございます。

前回のルースターでのライブはスーパー盛り上がりましたっけ。
見逃した人はぜひぜひ。
皆様のお越しをお待ちしております。

■7月24日(日) SOUL SHOW
@荻窪ルースター本店
19時オープン 20時スタート CHARGE:2700円
ウシャコダ:藤井康一(vo) 中村智(g) 恵福浩司(b) 井野信司(ds) ライオン・メリー(key)
78年にヤマハEASTWESTで最優秀グランプリ。79年『土一揆〜ウシャコダ・ライヴ』をリリース。昔の事?いやいや現在進行形です!猛暑を吹っ飛ばすぜー!

盛り上がる方法。

2011年7月12日(火)

ライブはやり慣れている人でも見知らぬお客さんまで全員を楽しませられるかというとなかなかそうはいかないもの。
これには原因があるのです。
じゃーん!
実は多くの場合、よく言ってしまいがちなMCにその原因が隠されているのであります!
よく言ってしまいがちなMCとは以下のようなものでございます。
「今夜は私たちのライブに来てくれてありがとう」。
「それじゃあ新曲やります」。
「CD買ってください」。
「アンケート書いてください」。
「次回のライブは○○でいついつやりますので来てください」。
「気を付けてお帰り下さい」。
こういうMC、してしまいがちですよね。
ではこれの何がいけないのでしょうか?
まず最初の「私たちのライブに来てくれてありがとう」と言っていい場合はワンマンでやっていて、かつ来ているお客さん全員が自分たちのバンドを聴きたくて来ている場合のみでございます。
それ以外の場合はなーんとあなたのバンドを知っていて聴きに来ているわけではない人が混ざってますので、この言葉は不適切なのであります。
次に「それじゃあ新曲やります」は何がいけないのでしょうか?
あなたのバンドの曲をお客さんはみんなが知っていて次にやる曲だけを知らないのでしたら「新曲やります」はわくわくしますが、そうでなければ人によっては全曲初めて聴くわけで、新曲というのはあなたにとってのことでしかないのであります。
で、「CD買ってください」。
たとえば、見知らぬ人に直接声を掛けられて「これ買ってくれますか?」と言われたらあなたはどうしますか?
「アンケート書いてください」はあなたがどこかのお店や街でいきなり言われたらどうしますか?
ちょっと面倒な気分になりますよね。
しかも相手は楽しまてあげて当然のお客さんなのです。
「次回のライブはどこどこで…」。
これはよく他のライブハウスでやる告知をしているのですが、ものすごく普通に考えたら今演奏しているお店のライバルのお店でのライブ告知をしているのかも。
ラーメン屋さんのスタッフが「俺、今度向かいのラーメン屋に転職しますんで来てください」って目の前のお客さんに告げているのと似ています。
つまり、お客さんやライブハウスによっては「何このバンド、失礼なことを平気で言うのね」って思われるケースがあるのです。
これ以外にもMCには落とし穴がいーーーぱいあるのですが、これらがお客さん全員を楽しませられない原因になっているのでございます。
しかーし!
こういうことは全部素晴らしい解決策があります。
それによってお客さんはみんな知らずのうちにあなたのライブに引き込まれてしまうように誘導できちゃうのです。
で、どうしたらお客さん全員が盛り上がるようなライブができるのか?
これについて書いてある本があります。
「絶対盛り上がるライブステージング術」がそれ。
なんだよー、最後まで読んだらこれ本の宣伝ジャーン!
はい、すんませんでしたーーー。

極端な例を。

2011年7月13日(水)

演奏はうまくないとだめなのでしょうか?
突然、どえらい話題でございますが、突っ込みどころ満載でお届けします。
ライブはいろんな人が行っています。
それこそギターを初めて1年です、みたいな人からスタジオミュージシャンの方々まででございます。
とーぜんですが、ギターを始めて1年ですという人と演奏技術はスタジオミュージシャンとでは月とすっぽん。
ではどっちのライブが面白いかというとこれはもしかすると人それぞれかもしれませぬ。
唐突ですが、極端な例を書いてみるとしましょう。
ギター初心者とスタジオミュージシャンが対バンでライブをしたと想定してみちゃいます。
お客さんはどっちのお客さんも半分ずつで。
さて、最終的にどっちのライブが楽しかったか?
いやー、難しいですねー。
初心者の方がもしも「今日はとんでもなく凄い人の前座をやることになりましたが、ギター初心者の私が持てる力のすべてを出して演奏します。あ、ギター弾けるようになったらこれを弾いてみたいって思っていた有名な曲だけをやろうと思います。最後までよろしくお願いします!まず最初はハイウェイスターに挑戦してみます」と演奏を始めたら?
もしかしたらスタジオミュージシャンを聴きに来たお客さんが「うーん、わかるわかる、あのギターソロはあそこで間違えやすいんだよねー」とか共感しちゃうかも。
で、次の有名曲で見事に弾けたら「いえーい、うまいぞー!」とか盛り上がっちゃう可能性もあったりします。
で、スタジオミュージシャンのライブの番になったらおそらくスタジオミュージシャンはこう言うはずです。
「いやいや、自分も初心者の頃があったわけですが、今日はすっかりその頃を思い出しちゃいましたね」って。
で、バリバリうまい演奏を始めるわけです。
その後は最後までひとこともMCもなくバリバリ演奏を繰り広げています。
これって演奏技術勝負では話にならないわけですが、「最初の彼もなんか一生懸命さが伝わってきてよかったよね」みたいな感想が出てきそう。
もしかしたら、「2番目の人たちはうまいのはわかるけど人間味は最初の人のほうがあってよかったな」って思っちゃう人もいるかもしれません。
もちろん演奏技術はあるに越したことはありません。
でもお客さんが楽しい気分になれるかどうかは演奏技術以外のところにいっぱいあったりします。
むむむ、ということは?
演奏技術はあったほうがよいけれど、その他、すべてのお客さんを楽しませる演奏以外のテクニックやトークが同じくらい重要だとういうことに…。
ちなみにファンしか盛り上がらないライブとお客さん全員が盛り上がるライブには演奏技術ではなく完全にステージングに差があったりします。
つまり演奏技術プラス全員が楽しめるステージング術を兼ね備えられたらいいなあと思います。
楽器はみんな練習するけど全員を楽しませるステージングの練習ってみなさんあまりやってない気がします。
ファン以外の人に楽しめるようなステージングをするバンドばかりになったらライブハウスがもっと楽しくなる気がしますです。

音楽教室発表会。

2011年7月15日(金)

当店の2号店、ルースターノースサイドは一晩、28000円から貸切できるライブハウスでございます。
で、貸切で案外多いのが、生徒さんの発表会ライブ。
発表会も様々ありまして、ボーカルスクールだったり、ギター教室だったり、サックス教室だったり…。
その多くは生徒さんを一人ずつ紹介し、ステージに上げて演奏させていくパターンのものです。
生徒さんは緊張してガチガチ。
そこを先生がうまく和ませながらのステージ進行となるのですが、これって見ていても案外楽しい。
バックバンドは先生のお仲間バンドが演奏するのですが、その方々は譜面一発で次々に生徒さん達の曲をこなしていきます。
その落ち着き方と、生徒さんの緊張度合いとのギャップがすごい。
ところがです。
その生徒さんが一生懸命に演奏する姿。
不思議なものでそっちの方が、しっかりしたバックバンドの演奏よりも面白いかったりするのです。
で、終わった後のほっとした生徒さんの顔。
これがまた素晴らしい。
これって、よく思うのですが、ミュージシャンにしてみればできて当然のことも習っている生徒さんにしてみたら大変なことなんですよね。
実際、私も英会話教室に通っているのですが、もしも英語の発表会なんてあったとしたらもう、同じように緊張しちゃうかもしれませんもの。
そういう意味では音楽教室の発表会ってその生徒さんが何歳であろうともうどきどきものなんです。
でも生徒さんは課題曲を演奏で来た喜びはあるんですよね。
それに先生としてみれば、うまく人前で演奏ができるようになった生徒さんの成長を喜べる場でもあるのです。
そういったことが垣間見れる音楽教室の発表会。
とってもいいものです。

おやじバンドのもうひとつの楽しみ。

2011年7月17日(日)

ルースターの2号店、ルースターノースサイドはおやじバンドの聖地なんて書かれたことがありました。
さて、おやじバンドの楽しみってライブだけじゃありません。
そう、ライブ後の飲み会なんですよね。
なんでルースターノースサイドがおやじバンドに好まれるのか?
その理由は貸切料金がべらぼうに安いのでお財布に優しいからだけではありません。
ライブ後にそのまま打ち上げができるからであります。
ルースターノースサイドは客席がテーブル席なので、高年齢層にはうってつけ。
しかもライブ後もそのままいていいのです。
打ち上げのための民族大移動なんてしなくていいわけです。
なにせ大人数で移動ともなれば居酒屋の確保も面倒ですしね。
ライブ会場が打ち上げ場所ならば、何時に行きますとか、そういうのも心配しなくていいのです。
そういう意味でもみなさまルースターノースサイドをぜひ一度ご利用くださいませー。

クラベスのリズムはセカンドラインと同じ?

2011年7月19日(火)

あー、あれなんて言ったっけ、ほらあの、こうするやつあるじゃない…。

こんな会話、みなさんしていますよね。

思い出せないんですよねー、名前が…。

今日もそんなことがありました。

あの拍子木みたいなやつ、なんだっけ、クラーべじゃなくて。

で、何のことかと言うと、それはクラベスでございます。

ラテンのリズム、サルサ、ソンなんかの基本リズムで「かっ、かっ、か、うん(休)、かっか」

なんかをよく火の用心みたいな感じで叩いていますよね。

いっつも思うのですが、このリズムってラテンでは定番なのですがね。

実はニューオリンズのセカンドラインビートもこれと同じなんです。

でもニューオリンズはこの拍子木、クラーべは使わなくて、主にこのビートを出すのはスネアドラムなんです。

まあ、ベースもギターも出しますけど。

さてさて、こうなってくるとたとえば!

「コーヒールンバ」をニューオリンズのバンドがやるとどうなるのか?
逆に「アイコアイコ」をラテンのバンドがやるとどうなるのか?

すっごい聴いてみたいですねー。

子供一枚。

2011年7月20日(水)

たった今、荻窪ルースター本店、店長の重松くんが買い出しから帰って来ました。
「え? 店長ってロマーリオさんじゃなかったの?」
はい。私は彼が入ってからは元店長になりました。
これからはご隠居とでも読んで下さい。
いや、御隠居はなんですので全国ルースターグループ統括部長かもしくは社長。
あ、マスターでお願いします。
そんな話は置いておくといたしまして、彼は帰って来るなりこう言ったのです。
「マスター、さっき○○スーパーで年齢確認できるものを見せてくださいって言われちゃいました!」
そうなんです。
ちょいと必要なお酒を買いに行ったのです。
お酒は業者さんに頼んでいますが、特定の物は買ってきたりもしているのです。
「え、年齢確認?」
「そうなんです」。
「じゃあ未成年に見られたってこと?」
「はい」。
「おー、それはすげーなあ」。
「でしょ。嬉しくて」。
というわけで未成年に見られて嬉しそうなのでした。
実際の年齢は伏せておきますが、まだ彼は20代です。
それで思い出しましたが、私もそういうことがありました。
2002年でしたか、アメリカのシカゴにブルースを聴きに行った時、ブルースクラブの入口で年齢確認を行く先々でされちゃったのです。
その時思ったのは、なんだよ俺は40歳なんだぞー、子供扱いするな!ってこと。
でもあれっすかね、若く見られるのはやっぱりいいことなのかもしれませんねー。
お、そうだ今度映画館で子供一枚って言ってみようかな。
うーん、怒られるかなあ。

ノースサイドを貸切する意外なメリット。

2011年7月21日(木)

ライブハウスを貸切するメリットは数々あれど、意外と見落としてしまいそうな部分もあったりするのです。
よくアマチュアバンドが出演しているロック系ライブハウスではライブが始まっている時間なのに店の前に人がいっぱいたまっているという現象があります。
あれはなぜそうなるのかと言いますと、いわゆる対バン制をとっているために自分の出番までは店の外に出演者が出てしまうのが原因です。
お目当ての出演者がライブハウスの外にいるのですから、その出演者を聴きに来た人はいっしょに外にたまってしまう。
こういうことなのです。
じゃあ、出演者は楽屋になぜいないのかと言いますと、実はライブハウスの楽屋が狭く、すべてのバンドがそこに入りきれない。
なので外にでちゃう。
他のバンドが演奏しているのだから中で聴いていればいいのにそうしないのはそのライブハウスがリハーサル段階でバンドごとの紹介をしない。
それゆえに、その晩に一緒にステージに立つ仲間同士であるという認識が持てなくて、他のバンドは関係ないという気持ちを持ってしまうのであります。
こういう部分はライブハウス側の責任ですね。
もしも、リハーサルの段階ですべてのバンドが知り合いになれればその晩のライブももっと楽しいものになるはず。
なぜならば他のバンドも聴いてみようという雰囲気になるからです。
さて、それはともかくといたしまして、貸切だとほとんどこういう現象はありません。
といいますのも貸切の場合はもしも対バン形式でやったとしてもお互いのバンドをよく知っている同志でやるからです。
つまり、ライブが始まっていてもどちらも仲の良いバンドですのでお互いのライブを楽しく聴いている。
そうなればたとえ、お客さんがどちらのバンドのお客さんであろうと、いっしょにライブを聴くようになるのであります。
それともしもライブハウスを友人バンドと一緒に貸切する場合は、貸切料金が半分ずつで済むわけです。
ちなみにルースターノースサイドの平日の夜を一晩借りると28000円です。
これでも激安ですのに、2つのバンドで借りたら14000円ずつになってしまいます。
あまりの安さでびっくりしちゃうかもしれませんね。
というわけで今日は意外なメリットのお話しでした。

ネットラジオそれぞれ。

2011年7月22日(金)

このページには荻窪ルースターポッドキャストというネットラジオのバナーがありますが、実は私がやっているネットラジオはそれだけではありません。
簡単にそれらを紹介しておきましょう。

★「荻窪ルースターポッドキャスト」
ルースター出演者との雑談トークです。
上記のバナーからどうぞ。

★「プロミュージシャンが教えるプロミュージシャンになる方法」
ルースター出演者にタイトル通りのまじな話を聞いています。
上記バナーにリンクがあります。
http://roosterpodcast.blog135.fc2.com/

★「音楽ファン高齢化対策室」
私と米米CLUBの得能さん、そして謎のプロデューサー、有我さんとのネットラジオ。
ポッドキャストはI-tuneでも聴けますが、ここからも行けます。
http://ongakufan.blog.fc2.com/

それぞれ面白いですのでぜひ聴いてみてくださいませー。

サッカー女子リーグとノースサイド。

2011年7月23日(土)

ルースターの2号店、ルースターノースサイドは一晩28000円から貸切できるライブハウス。
あまりにも激安なため、経営はかつかつ(笑)。
そうそう、なでしこジャパン関係のニュースで見ましたが、なんでも、女子サッカーリーグはこれまで入場料を取らずに試合を観戦できるパターンが多かったのだそう…。
理由は入場料を取るといろいろ経費がかかり、お客さんがあまり入らないならば、無料で試合を見てもらった方が赤字が少ないから。
大変だったのです。
でもしばらくは女子リーグも盛り上がりそうですねー。
よかったよかった。
ところで、ルースターノースサイドのレンタル料金が激安なのもそれと発想はちょいと似ているかもしれません。
さすがに無料はないですけど、土日はともかく平日のライブの貸切をされる人はそれほど多くありません。
となると貸切が入らないよりは料金を下げてでも使ってもらったほうがいい。
もともと発想はこういう感じでした。
まあしかし、最近はそれが浸透しはじめて、平日も貸切をしてくださる方々が増加。
それは嬉しいのですが、この激安料金ですから平日はほとんど利益はありません。
それでも!
やっぱり、空いているのはやはり寂しいのです。
ゆえに、この料金で今後もやっていきますゆえ、みなさん、どうぞお気軽に借りちゃってくださいませ。

プロミュージシャンになる方法。

2011年7月29日(金)

いやー、少年時代に初めてギターを持つと「俺もいつかはプロミュージシャンになるぞ!」って夢を持つものですよね。
でもそれを実現しちゃった人は案外少ないかもですねー。
さて、荻窪ルースターからは3つのネットラジオ番組を配信しているのですが、そのひとつにその名も「プロミュージシャンが教えるプロミュージシャンになる方法」というのがあります。
本日、その16話目が配信されました。
今回はまさに冒頭に書いたように「初めてギターを持ったときにプロになろう」と思ったというギタリストの北川涼さんにインタビューしています。
普段は冗談しか言わない北川さんですが、意外とまじめにお話をしてくれました(笑)。
ちなみにこれまでこの番組に登場してくれたのは以下の方々です。

森下滋(pf) 臼井かつみ(ds) 古川初穂(pf) 吉岡大輔(b) 音川英二(sax) 小出斉(g) 天野丘(g) 五十川博(b) 国場幸孝(ds) 新井武士(b) 高樹レイ(vo) 妹尾隆一郎(hrm) 酒井聡行(sax) 矢堀孝一(g) 北川涼(g)

下記URLから全出演回を聴くことができます。
■[プロミュージシャンが教えるプロミュージシャンになる方法]
http://roosterpodcast.blog135.fc2.com/
または左上のポッドキャストバナーより、リンクから飛んでください。

バディ・ガイ!

2011年7月30日(土)

今日はBUDDY GUYの75歳の誕生日。

ですが!

決定していた来日が健康上の理由でキャンセルになったそう。
以下は単独公演の予定だった情報。

8/2 (火)東京 Shibuya O-EAST
OPEN 18:00 START 19:00
Ticket 7,500YEN (adv.drink fee charged at door)

うーん、見たい人は元気になった頃を見計らってシカゴまで行くですね!