Live Cafe Rooster

地階から胃薬

皆様、「地階から胃薬」をクリックしていただきありがとうございます。
このコーナーはルースター総支配人による不定期更新のコラムです。
ルースターの事、総支配人の事、出演者の事、お客様の事をはじめ、ルースターにまつわるいろんな事柄をご紹介しております。
お茶でも飲みながらゆっくりとご覧くださいませ。

ほかの胃薬へのリンクはページ下部にあります。

日本語ボッサ登場。

2013年2月1日(金)

カフェで流れていそうな音楽ってなんでしょう?
やっぱりブラジル音楽です。
ボサノバとかサンバとかショーロとか、静かな感じでほんわりします。
でも、歌詞がわからんのですよね。
なにしろ、ポルトガル語っすから。
でもですね、もし日本語だったらどんなことになるのでしょう?
じゃじゃーん!
ナナマリさんというボサノヴァシンガーがいるのですが、彼女がやってくれちゃました!
日本語ブラジル音楽CDが出ちゃったのです。
しかも70年代フォークをスーパーアレンジ!
原曲を知っているだけに「うひゃー、すげー!」ってなっちゃうだけでなく、耳に歌詞がびんびんに入ってきます。
絶対びっくりですよこれ。70年代の曲が全然古くない!
笑っちゃうっす。

■クーラー・カフェ “ノスタルジー”/ナナマリ(2013年1月15日発売)
70年代を飾るフォークの名曲をボサノバカヴァー!
01.結婚しようよ/吉田拓郎
02.なごり雪/伊勢正三
03.秋桜/さだまさし
04.悲しくてやりきれない/ザ・フォーク・クルセダーズ
05.夢の中へ/井上陽水 
ほか全14曲

品番;LRTCD-70/定価;1995円(税込)
発売元;株式会社 LD&K

普段はなんと八ヶ岳在住のナナマリさんですが、ルースター本店では3月1日に登場します!
■3月1日(金) 70年代フォークをボサノバにしまSHOW CHARGE:2500円
ナナマリ(vo.g) matsumonica(クロマチックハーモニカ) 渡辺亮(perc)

インターネットラジオ!

2013年2月3日(日)

インターネットラジオは案外面白いもので、自分の好きな時間にこっそり聴けちゃうのです。
我が、荻窪ルースターもこのインターネットラジオをやっておりまして、これが案外好評。
ルースターから配信している番組は2つ。
ひとつはその名もずばり「荻窪ルースターポッドキャスト」。
http://ogikuborooster.blog137.fc2.com/

これはルースター出演者やまつわる方々と私のトーク番組で昨日の配信で実に80回目。
これまでとてつもない人数のゲストが登場しています。
80回目は福島のアレサフランクリンこと、菅波ひろみさんでした。
皆さんご存じのミュージシャンもいっぱいですよ。
内容はその都度違いまして、場合によってはライブの休憩時間にステージで公開録音ということも。
なんとも楽しい雰囲気が伝わってくるのであります。

そしてもうひとつは「プロミュージシャンが教えるプロミュージシャンになる方法」。
これは内容もタイトルずばりですね。
ルースターに出演しているプロの方々にどうやってプロになったのかを聞いています。
http://roosterpodcast.blog135.fc2.com/
こちらはこれまで31人のインタビューが配信されています。
最新回はジャズドラマーの大槻KALTA英宣さんです。

あと、番外編としてもうひとつ。
「音楽ファン高齢化対策室」がそれ。
http://ongakufan.blog.fc2.com/
こちらは私と、米米CLUBの得能さん、そして音楽プロデューサーの有我淳一さんとの3人で中高年に向けてどうやって音楽を楽しみ続けていくかというテーマを毎回探っております。

というわけで3つのインターネットラジオがありますので、「暇だー!」って時や家事なんかしている時、電車の中(爆笑するおそれあり)などでもぜひ聴いてみてくださいませ。

東京ブルースサミット開催!

2013年2月8日(金)

荻窪ルースターの「ルースター」ってどういう意味なんですか?
とよく聞かれます。
直訳すると雄鶏のこと。
にわとりであります。
じゃあ、なぜにわとりなの?
はい、これはですね、「リトルレッドルースター」というブルースの曲があるのですが、そこから名付けています。
たとえば、よくスナックとかバーとかで名前を付ける時に、好きな曲名を選んで付ける感じに似ています。
なので、ブルースに詳しい方は「荻窪ルースター」という名前を見たら「あ、ブルースのお店なのかな?」ってわかるんですねこれ。
そういうわけで毎日ライブをしている当店ですが、なんとブルース系ライブは年間100本ちかくはやっているかも。
2号店でもやってますし、ブルースセッションも毎週月曜にあります。
これは全国規模で見てトップランクだと思われます。
しかも、回数だけでなく、出演者はブルースシーンの有名人だらけですもの(そのほかのジャンルでもトップミュージシャン連発ですぞ)。
それでもルースターにはまだ出演のない、もしくはほとんど出演していないブルースミュージシャンもまだいます。
そうなんです。
当店の場合はバンドやってます、出演したいのですが、とかそう簡単なものではありません。
出演者の募集はしないでやってきていますのでずーっと出演者が同じです。
しかし!
いいミュージシャンがいるのは知っているのでした。
その方々にもなんとか出演してもらう方法はないものか?
そこで、最近、全国で名を上げているMr.OH.YEAHというすこぶる変な芸名のお方と打ち合わせをして、以下のようなライブを行うことにしたのであります!

じゃーん!以下がそれです。

■3/2(土) Mr.OH.YEAHプレゼンツ東京ブルースサミットVol.1 2500円
Mr.OH.YEAH(vo.g) キングジロー(vo.g) T-SLIM(hrm.vo) 米田直子(org.key) 尾形慶次郎(b) 金田洋一(b) 鈴木ゴボー(ds) 他ゲスト
大注目すべきブルースマンたちが今夜大集結!日本のブルース史にその名を残すべく立ち上げたビッグイベント、第一回東京ブルースサミット開催!見逃す手はないのだ!

東京ブルースサミットであります。
つまり、この日に来ればこんなブルースマンが日本にいたのか!
ってことも知れるというわけです。
もちろん、実力派オンリーでやっていきますよ。
その第一回目が上記メンバープラスゲストとなります。
ブルース好きなお方、ブルースに興味がある方は絶対どうぞー!

大人の娯楽

2013年2月12日(火)

「いやー、毎日仕事仕事で、たまの休みは家でごろごろしちゃってるんだよねー」。
「会社終わるとさ、いっつもやきとりで飲んじゃってね。もうずっとこんな毎日だよ」。
きっとこんな方は多いのではないでしょうか?

しかし、人生一回です。
何かストレス解消にもなるだけでなく、人生をエンジョイできる大人の娯楽を見つけてみるのもいいかもしれません。
実は私の友人にある会社勤めの方、Mさんという方がいるのです。
Mさんはキーボードを弾くのですが、ついこの間まで転勤で単身3年間もジャカルタに行っておりました。
私ならば、「たったひとりで見知らぬ海外で働くことになるなんてとほほ」って落ち込んじゃうところですがMさんは違いました。
なんでもジャカルタには東京のように音楽を楽しめる環境があるのだそう。
一足先にそういう情報を察知していたMさんはジャカルタ転勤後にさっそくあるライブハウスに出向いたのです。
そこでは見知らぬ者同士が楽器を演奏して楽しめるセッションが行われていました。
驚いたことに、そこには多くの日本人がおりました。
音楽を一緒に演奏をすることでただのひとりも知り合いのいないジャカルタでMさんは多くの友人をつくっていきました。
日本では通常、他の会社の方々が一堂に集って飲むなんてことはなかなかあったものではありませんが、ジャカルタではそれが実に普通に行われているのです。
しかし、それはMさんが音楽好きであったがゆえ、そうなったのでしょう。
この度、Mさんは晴れて日本に帰国して参りましたが、驚いたのはそういった話を聞けたことだけではあえませんでした。
なんとMさん、当店にぞろぞろと元ジャカルタで出会ったという方々を連れてきたのです。
これまでいったい何人のジャカルタで働いていた方を連れて来てくれたことか?
その全てが別の会社の方々といいますから、またまた驚きでございます。

さて、これはMさんがキーボードを弾けて、ジャカルタに転勤になったからそうなったのでしょうか?
いえいえ、そうではありません。
ジャカルタ転勤前は単身赴任で名古屋から荻窪に来ていたのです。
もちろん荻窪に知り合いがいたというわけではありませんでした。
Mさんは帰り路の途中にある当店の2号店のセッションデーに飛び込んで東京でのアフターファイブをバラ色にしていったのでした。

つまり、Mさんはたまたま音楽を趣味にしていたことで、普通は会社関係の方としか飲まないところをとてつもなく幅広い方々と飲んだり、演奏したりするようになったのです。
5月にはMさんの誕生会ライブがその2号店で行われますが、ひとりも知り合いのいなかった街で誕生会ライブをできるようになるなんてすごいと思いませんか?
誰がそんなことできるでしょうか?
いえいえ、実はできるのです。
Mさんのように音楽が好きでそういう方々が集まるところにさえ行けば、同じようなアフターアワーズや休日を過ごせるのであります。
音楽は演奏するだけでなく聴くだけという方でもかなり同じような楽しみを味わうことが可能です。
ぜひ一歩踏み出してみませんか?

レストラン・東京・生演奏!

2013年2月15日(金)

東京で生演奏が聴けるレストランは数あれど、そのほとんどは食事のBGM的な存在になってしまいます。
それはなぜなのでしょう?
多くの場合は演奏する側がBGMとして演奏していることと、それに加え、レストラン側もBGMとして生演奏を入れているからであります。
「もっとライブ感覚を味わいながら飲食できるお店はないかしら?」
そーんなあなたにぴったりなのが荻窪ルースター本店であります。
なにしろ生演奏しているのは日本のトップクラスのミュージシャンだらけ!
しかも日替わりでジャンルも出演者も変ります。
出演者が豪華有名プロミュージシャンだらけなのでミュージックチャージはかかりますが、その分、飲食代はとっても安い。
ですのでよくある生演奏が入っているレストランでお支払いする金額と変わらない、もしくは安いのであります。
なにしろ、お店の看板には「音楽食堂」と出ています。
食堂というからにはお値段は食堂レベル。
しかし、美味しいメニューがいっぱいあります。
ジャンルはジャズ・ブルース・ラテン・ブラジル・ソウル・ファンク・歌謡曲等々。
でもってレストランと同じようにお席は予約が可能姉妹。
ぜひ今夜は何をやっているのかをスケジュールページからご確認くださいませ。

おやじバンドコンテスト。

2013年2月15日(金)

おやじバンドコンテストの代表格と言えば、熱血オヤジバトルでしょうか。
けっこう不思議なのが、あのコンテストを目標としているおやじバンドが多いこと。
コンテストに出るというのはどんな目的があるのだろうかとふと考えてみると、もしかして…。
おやじバンドの皆さんの目標というものが、このコンテスト以前にはなかったからなのかもしれないぞ、思うのであります。
そもそもおやじバンドというのは「好きでやっている」ことなので、言ってみれば「趣味はゴルフです」、「草野球です」というのと似たような感じがするのです。
でもってゴルフも草野球もけっこう本気でやっている方が多い。
この辺もおやじバンドはとても似ている気がするのです。
ではゴルフや野球においては普段、おやじたちはどのような活動をしているのでしょう?
そりゃもう、ゴルフなら打ちっぱなしに行ったり、たまにコースに出たりですし、野球もバッティングセンター行ったり、試合をしたりです。
ではゴルフや野球にコンテストはあるのでしょうか?
もちろんあります!
よくバンドをやっていてコンテストに出るというとプロデビューを目指しているかのようなイメージを持たれる場合がありますが、実はおやじバンドにおいてはこのゴルフや野球と一緒。
たとえば、草野球をやっているおやじはプロ野球選手を目指してやっているわけではありませんものね。
つまり、せっかくの趣味だし、自分はどれだけやれるのか?
これを確かめてみたいのです。
そして、優勝できるのは星の数ほどの参加者からたったひとつのバンドだけ。
で、落選したらまた練習してがんばるというわけです。
要は、これこそが楽しいのであります!
誰が何と言おうと、楽しいからやっているのでいいのであります。
おやじバンドコンテストはその意味ではぜひ継続してもらいたいコンテストですね。
ただし!
私はこれだけはおかしいと思うことがあります。
それは何かと言いますと、おやじゴルファーとかおやじ野球とか言われないのになぜバンドだけ「おやじバンド」なのか?
私はライブハウスをやっていますが、多くの方はライブハウスと言うと「若者がロックをやっている場所」と勘違いしてしまいます。
当店の場合はミュージシャンの平均年齢50代だと思われますぞ。
しかも当店、荻窪ルースター本店はプロミュージシャンばかりでその平均年齢であります。
この辺も若者ライブハウスとは大きく違う点ですね。
そして!
2号店、ルースターノースサイドは貸切専門のライブハウスなのですが、じゃじゃーん!
そちらも貸切ライブをしているのはおやじバンドが多いのです!
あと、20年もすればきっとこう呼ばれるなりますよ。
おやじバンドではなく「じいさんバンド」。
でもそれって実に楽しい世界ではないでしょうか?

全員荻窪に引っ越してください。

2013年2月21日(木)

荻窪に住んでいたら毎日でも来たいお店です!
これまで何度その言葉を聞いたでしょう。
そう言ってくれるお客様の半数以上は地方在住の方。
出張で東京へ来られた際に、寄ってくださったわけです。
当店はライブハウスでありますが、ちょいと大人向けのお店。
マスターである私は現在ちょうど50歳。
あー、いつの間にかけっこうな年齢になってしまいました。
35歳から、ここ荻窪でお店をやっております。
出演者はそんな年齢の私が若い頃に憧れていたプロミュージシャンの方々もとても多いため、私の年齢プラスマイナス10歳ほどの年齢層の方々には「うおー、この人、出てるんですか!」なんてことを言われます。
そういう方々もぜひ聴きにきていただきたいのです。
が!
私の本当の気持ちは「日本中の方々は全員荻窪に住んで毎日来てください!」(笑)であります。
音楽っていろんなジャンルがあるし、同じジャンルでも人によってみんな違う。
だからこのミュージシャンもあのミュージシャンも全員ぜひ聴いてもらいたいのです。
まー、実際さすがにそれは大変ですけど、気持ち的にはそういう気持ちでやっております。
だって面白いんですもの。
こういうのやってますよって人に教えたくて仕方がありません。

ノースサイドのおまつり。

2013年2月23日(土)

貸切専門ライブハウスというコンセプトでオープンした荻窪ルースターの2号店、ルースターノースサイド。
月日は流れて来月8周年を迎えます。
ですので!
当然ながらお祭りであります!
福島のアレサフランクリン、菅波ひろみさんをトリに大勢で行いますぞ。
私も菅波ひろみさんのところでギター弾きます。
ひろみさんとの競演はもう何回目だろうか。
10回は超えているかも。
楽しみです。

3月14日(水) @ルースターノースサイド
ルースターノースサイド8周年記念ライブ
8周年だョ!全員集合〜荻窪Blues & Soul Carnival〜
OPEN 19:00/START 19:30 CHARGE:1500円+オーダー
出演:
○Opening act:SGキング…
 猪熊兼人(vo.g) 阿部はるき(vo.g) 篤田一彦(b) 中山さちや(ds)
●赤津よしたか(vo)ソウルバンド…
 石川さやか(pf) 阿部はるき(g) じゃいあん(b) 大西英雄(ds)
●坂野宝(vo.g) ブルースバンド…
 白庄司孝(vo.as) 破魔矢n(key) 篤田一彦(b) 中山さちや(ds)
●菅波ひろみ(vo) スペシャルバンド…
 破魔矢n(key) ぶちかま志郎(g) 野間一郎(b) 大西英雄(ds)