Live Cafe Rooster

地階から胃薬

皆様、「地階から胃薬」をクリックしていただきありがとうございます。
このコーナーはルースター総支配人による不定期更新のコラムです。
ルースターの事、総支配人の事、出演者の事、お客様の事をはじめ、ルースターにまつわるいろんな事柄をご紹介しております。
お茶でも飲みながらゆっくりとご覧くださいませ。

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今は今しかないのですー。

2010年9月8日(水)

「たしかサンタナと高中正義のライブの時って是方さんもギター弾いていたのでは?」と私のブログにコメントをいただきました。
そこで調べてみましたー。
すると横浜球場で1981年に行われたサンタナと高中正義の伝説のライブ映像をYOU TUBEで発見!
どうやらメンバーは高中正義(g)是方博邦(g)小林泉美(key)石川清澄(key)田中章博(b)木村誠(perc)菅原由紀(perc)宮崎まさひろ(ds)ということらしいですねー。
私もこのライブはたしかテレビで見ていた記憶があります。
んー、懐かしい。
でも懐かしいのは懐かしいとして、ミュージシャンは現役でやっていたりもするので、ぜひ現在のプレイも聴いてほしいのであります。
そういう意味では当店、ルースターには大ベテランミュージシャンが集結していますので現在のお姿を間近でお楽しみいただけますぞー。
ぜひチェックよろしくですー!

恥ずかしながら。

2010年9月9日(木)

ちょいとご質問を受けましたので恥ずかしながら私(ルースター総支配人)の個人的な生い立ちを書いてみましょう。
1962年9月18日に両親の実家である新潟県で生まれ、すぐに高円寺へ戻る。
幼少時期から高校生までは葛飾区で育つ。
実は私の父親は声楽の先生、母親はピアノの先生。
家に流れる音楽はクラシックオンリーでした。
その効果か幼稚園時代に作曲をし、幼稚園でその曲が取り上げられ歌われるようになる。
小学校の時に若干ピアノを習うも野球のほうが面白く辞めてしまう。
中学に入り、友人がギターを弾くのを見てギターを始める。
この時は明星のふろくの歌本を弾きまくる。
高校に入ると音楽同好会をサークルを自ら作り会長を務め、文化祭では教室を即席ライブハウスにする。
この頃からベースも弾く。
大学ではロックバンドをやるが他の大学のサークルに加入し、その頃からライブハウスに出まくるように。
大学卒業で就職するも半年で辞めてバンドばっかりやってしまう。
自分のバンド活動をするも、ベースの仕事もちょくちょく来るようになる。
しかし、年々、将来が不安になり、就職。編集&コピーの会社に入る。
並行してバンドやったりベース弾いたりする。
ところが、やっぱり音楽の仕事で生きたくて仕方なくなりライブハウス開業を目指す。
35歳で荻窪ルースターを開店する。
でもってもうすぐ48歳の誕生日が来るとルースターが13周年を迎える。
ふー、ざっとこんな感じです。
好きな音楽は歌謡曲から始まって、ニューミュージック、洋楽、ロックと来て、ブルースからジャズ、ラテンまでだんだん幅広くなってます。
でもたぶん一番好きなのはカーペンターズであります。
ちなみに私には弟がおりますが、弟も歌ったり楽器を作ったりして生活していて、いとこも音楽で食ってたりするなど、音楽バカ一族。
おそらく私はずっとルースターやってるでありましょう。

くだらないものを読んでいただいてありがとうございましたー。

歌番組の楽しみ。

2010年9月10日(金)

NHKの音楽番組、「SONGS」をご存知ですか?
あれ、私はとっても好きなんです。
48歳になろうとしている私に合う人選だったりするので。
でも楽しみはそれだけではないのです。
実は観るたびに当店ルースターにも出演してくれているミュージシャンの誰かが出ているのです。
ほとんどの人は歌っているメインの人しか目に入らないかもしれません。
でも私は職業柄、演奏しているミュージシャンを観てしまうのです。
あ、もちろん歌も聴いてはいます。
あの番組のいいところのひとつが演奏しているミュージシャンの名前が字幕で出るところ。
なのであまり顔が映っていなくとも誰が演奏しているのかわかって嬉しいのであります。
そうそう、それで思い出しましたが、近いうちに当店のネットラジオが2つになるやもしれませぬ。
これまでのものはそのままに、ともうひとつは「どうやってプロミュージシャンになったのか?」を題材にインタビューしていくもの。
「どうやったらプロミュージシャンになれるのか?」
これって若い人たちにとっては非常に気になる話題なのではないでしょうか?
私なんか若い頃はモーリス持てばなれるものだと思ってましたから…。
んがくく…。

ローリングストーンズ万歳!

2010年9月11日(土)

武道館でローリングストーンズの映画を上映するそうです。
なんでもこれ「メインストリートのならず者」をリリースした1972年のツアーを録画したものだそう。
でもなぜに武道館で映画なのか?
まさに昔流行ったフィルムコンサートですなあ。
きっと誰かの思い付きなのでしょう。
そもそも幻の初来日の場所が武道館ですし、「やっぱ武道館でしょー!」って感じなんじゃないかと想像するのであります。
そうえいば、当店でもローリングストーンズのカバーライブをやるのです。
9月25日(土) 本園太郎 Monthly 七変化 act.7 「ローリングストーンズ」がそれ。
メンバーは本園太郎(vo.g) 大塚辰也(g) 加藤エレナ(key) 高尾晃一(b) 土田“tsucchie”嘉範(d)であります。
これまで当店ではいろんなカバーをやってましたが実はストーンズは初。
面白いことになりそうですよ。
さて、当店の「ルースター」という名前は「リトルレッドルースター」という曲からいただいたものなのですが、この曲を初めて聴いたのがストーンズ・バージョンでした。
リトルレッドルースターというのはウィリー・ディクソンという人のブルースの曲でストーンズがやっているのはカバーなわけです。
私は若い頃はストーンズが誰の曲をやっているとかはほとんど興味の対象外でした。
たとえば森高千里が「17歳」という歌を買った人はそもそも南沙織の「17歳」も「買わなければならないなあ」とは思わなかったはず。
それと似ているかもしれません(すごいたとえ)。
「やっぱストーンズはいいよね」とそこで止まっていたのです。
でもですねー。すごいことに後に気が付くのです。
たとえばそれがストーンズならば、「なんでカバーなんかやるのだろうか?」と。
で思うのです。
「もしかしたら、こういう曲があることを教えたいのではないか!」って。
つまり、「せっかく教えているんだから、調べて原曲も聴いてみてよ」と我々に伝えているのではないかと思うようになったのであります。
すると雨後のタケノコのように「えーー、あれもこれもカバーじゃん」とストーンズに限らずたくさん出てきました。
ビートルズしかり、クラプトンしかり、レッド・ツェッペリンしかりです。
でたどり着くのは黒人ブルースがやけに多い。
で、私は今では「リトルレッドルースター」から「ルースター」というお店の名前にまでする始末です。
ローリングストーンズさんありがとう!
ストーンズばんざーーーーい!

ディズニーランドに学ぶ。

2010年9月13日(月)

最近ディズニーランド関係の書籍を2冊ほど読みました。
いえいえ、乗り物ガイドとかではなく、接客術や考え方などの本であります。
そうしたディズニーランド関係の書籍は数多くありますので、本屋さんに行けば何冊も見つけることができるでしょう。
で、感心させられるのが「ゲスト(お客さん)の楽しい思い出を作る」ということを基本に行動されていること。
いやー、頭でわかっていてもなかなか難しいものであります。
私はディズニーランドに行くと、乗り物のガイドをしてくれるお兄さんお姉さんのトークを耳をダンボにして聞くようにしています。
で、また同じ乗り物に乗ってまた同じトークを聞くのです。
つまり、乗り物に乗るために並ぶのではなく、トークを聞くために並ぶのです。
何度も来ている人はそんなお兄さんのトークを無視して会話をしておられる人もいたりしますよね。
でもお兄さんはまったくひるむことなく話し続けます。
そう、「お客さんの一生の思い出」のためです。
何度も来ている人はお兄さんのトークを無視しますが、長時間並んで初めてその乗り物に乗るお客さんもいるのです。
並ぶと言えば、1時間とか並ばなければならないケースってよくありますよね。
普通、どこの遊園地でもそんなに並ぶのなら乗るのをあきらめたり、もし並ぶとしても途中で「あー、まだかよー」みたいな気分になりますよね。
でもディズニーランドはならないんです。
これ、他の場所とはあきらかに待つという気持ちに違いが生じているわけで、長時間待たせてもお客さんが誰もイライラしない。
その秘訣は何なのか?
ディズニーランドはありとあらゆるところで学べます。
ある意味ではお客さんはディズニーランドの楽しさにコントロールされてしまっているのです。
私のように東京に住んでいるといつでも行こうと思えば行けます。
でも地方から計画を立てて貯金をして来られている方々は本当に一発勝負。
この日が楽しくならなければ「楽しい一生の思い出」を求めてやってきたのが台無しになってしまいます。
そういうことをいっぱい教えてくれるのがディズニーランド。
ちょっとでもお店で活かせたらと思うのであります。

ぐっとくる話。

2010年9月15日(水)

荻窪ルースターから配信するネットラジオ「荻窪ルースターポッドキャスト」の29回目が配信されました。
今回のゲストは内海利勝(vo.g.exキャロル)と寺本修(ds.fromキングトーンズ)のおふたり。
ある程度の年齢の方ならば、1975年、日比谷野外音楽堂での伝説の解散コンサートで幕を閉じたキャロルのギタリストが内海利勝さんであることをご存じでありましょう。
解散から35年物月日が流れているにも関わらず、超有名ロックンロールバンドのギタリストというイメージがずっと付きまとう内海さん。
当時を知るお客さんからはロックンロールを求められることも少なくないのであります。
ロックンロールは大好きだけど、自分のやりたい音楽もある。
当時を知るお客さんに応えるのも確かに大事かもしれないけれど、先に進む、やりたい音楽を追求することも必要。
その辺り、どうやってきたのでしょう?
「周りからどう見られるかを気にしていては自分のスタイルは確立されない!」など非常に面白い話が飛び出します。
ドラムの寺本さんはドラムの視点から今のシーンに釘を刺してますよ。

あ、さて、あさって!

2010年9月16日(木)

いやー、もうあさって土曜日が13周年なのですよー。
何の13周年って、荻窪ルースター本店のです。いえーい^^!
今でこそ少しは知られたお店になってきましたが(まだまだですが)、ここまで来るのはそりゃもう大変で…。
でもその大変っていうのは苦労とは感じてないのですけどね。
そもそもライブハウスをやるまでが大変でしたが、やってみてすぐにとんでもなく反省することになるのでした。
近所のお客さんがやってきて「つまらないから」と帰ってしまうのです!
いやー、これは普通のライブハウスをやっておられる方はどの程度ショックを受けられるのか、もしくは受けないのかわかりませんが、言ってみればですよ、「近所に新しくお店ができたから行ってみよう」と思うことよくありますよね?
ライブハウスではなく、たとえば食べ物屋さんでもなんでもいいのですけど。
で「つまらないから帰ろう」という言葉を聞いたらどーでしょう…。
そりゃショックですよね。
ライブハウスをやるまではライブハウスをやるのが目標だったのに、やってすぐに一気にどん底へ突き落とされたのです。
もちろんしょうーもないライブハウスをやるために始めたわけではありません。
誰もが楽しめるような音楽好きが集まれる場所を目指してました。
でも実際、やってみたらぜんぜんだめだったのです…。
ですのでこの経験はとても大事でした。
近所のお客さんは出演者を誰だか知らずに来られていたのですが、そういう出演者を知らないお客さんが「楽しかった」と思ってくれるお店にすべきである!
私の思考はこう直結しちゃったわけです。
そりゃーもちろん音楽には好みがありますから100%は無理かもしれません。
しかし、問題はそこではなく出演者が明らかに自分のファンに向けてのメッセージしかできないとなるとどうでしょう?
そーなんです。問題はこれだったのです。
ライブハウスとは何か?
たとえばお店によって音楽のジャンルが違ったりします。
それって間違いなくお店の方針ですよね。
なのに「そういうジャンルのお店だから行ってみよう」と思ったらファン向けのライブだとしたらどうでしょう?
そりゃーがっかりというお客さんも出てきてしかりです。
でも案外そういうライブハウスって多くて。
だから私も最初は「そんなものだろう」と思ってしまっていた部分があったというわけです。
実際、自分があちこちのライブハウスに出演していた時もそれに近かったかもしれないのです。
当時の自分じゃルースターには出させてもらうことは不可能ですなあ…。
ですので、この考えをオープンしてたちまち改めることになるのですからそりゃもう大変です。
で、何が大変だったのか?
様々ありますが、やはり一番はこの考え方を共有できる出演者でスケジュールを埋め尽くすことでした。
今は定休日もなく毎晩ライブしておりますが、出演者の皆さんは気心知れた感じです。
要はライブハウスはどうあるべきかと考えるようにも、その前に普通お店(レストランとか)だったらどうすべきか?
これで基本的な部分はほとんどが解決できちゃう気がします。
後はそこに向かうべく努力すべしってことになっていったのです。
でもって13周年。
13周年って、とても中途半端ですが、初心忘れるべからずでこれからもやっていこうと思います。

初めてのブルース。

2010年9月17日(金)

たまに私は「ブルースは何から聴けばいいのでしょう?」と聞かれることがあります。
先月は意外な方に聞かれました。
ウクレレスペシャリストでありますIWAOさんのライブの時に女優の遠藤久美子さんがいらしていたのですが、その際に「あのう、ブルースは何を聴けばいいのですか?」と質問されたのです。
な、なぜに遠藤久美子さんがブルースを…。
私はちょっと不思議でした。
聞けば、「四畳半ブルース」というお芝居をされた際に歌ったそうで、「ブルースをちゃんと知りたい」と思ったのだそう。
私は「なるほど」と、とりあえず、女性のブルースシンガーのもので聴きやすいもの、なおかつ、今大きなCD屋さんで売っていそうなものをピックアップしてみました。
ひとつは「ココ・テイラー」もうひとつは「エタ・ジェイムス」であります。
これらはブルースの中でも聴きやすくて入口にはよさげ。
でも、それだけでは「ふーん、こういう感じなんだ…」みたいなところで終わってしまう。
ということで、まずはブルースの楽しい感じを味わっていただこうと以下の映画を推薦してみました。
「クロスロード」と「ブルースブラザース」そして「キャデラックレコード」であります。
本当はマーチン・スコセッシの「ブルースムービプロジェクト」をお教えしたいところでしたが、わけわかんないなあ…ということになられてはもったいない。
ですのでまずはこの3本!
ブルースはみんな同じ曲に聴こえるという人もいるでしょうし、なんだか暗いと感じる人もいるでしょう。
でもブルースが誕生してから100余年、みんながカバーして取り上げています。
その魅力は無限大。
ぜひ、みなさんも聴いてみてくださいませー。

CD聴いて癒されて。

2010年9月20日(月)

おかげさまでルースター13周年は大盛り上がりでございました。
どうもありがとうございました。
私は幸せ者です。
結局朝まで大騒ぎになってしまいました。
で2日後の今日はかなりのお疲れモードですなあ…。
で、やっと昨日聴いたんです。
何がってあのシンディー・ローパーのブルースカバーアルバム「Memphis Blues」です。
まじで? ブルース? そーなんです。
ぶったまげーしょんでしょ!
B.B.KING、アラン・トゥーサン、ジョニー・ラング、チャーリー、マッスルホワイトなどのほか、STAXミュージシャンとして知られるレスター・スネルやスキップ・ピッツも演奏参加してこりゃ本気もの。
さあ、記念すべき1曲目は愛車のカーステで。
「うおーーー!」
まさにものほんのブルース!
アンプリファイドされたハーモニカがこれまたいい感じ。
「いよいよ歌が入るぞー」。
「むむ、うひゃシンディ・ローパーだあ」(当たり前)。
このCDは日本盤はまだ出てないみたいですねー。
出るかなあ…。
さて、そんでお疲れモードにぴったりの癒し系CDを今日は聴いてます。
高樹レイさんの4枚目の新譜「AFTER HOURS」であります。
そもそもファーストアルバムの時の評判はバラードが絶品ということでありましたが、このCDはなんとバラード集。
しかも楽器はピアノとベースだけ。
「うわーーー、疲れが取れるー、癒されるーーー」。
なんでしょうこの安らぎは。
でっかい音で聴いても安らぐ感じです。
タイトルもアフターアワーズですもんね。
そうですねー、深夜、モルトウイスキーを片手に静かな高級カウンターバーでひっそり聴きたいCDかも。
「あ、そういうとこ、私行かないんだった」。

ミュージシャンの知られざる一面。

2010年9月23日(木)

ぱっと見では「うそ、こんなミュージシャンの組み合わせって珍しくない?」的なライブって案外あるものです。
ちょいと10月の当店のスケジュールでそういったものをピックアップしてみましょう。
まずは10月1日(金)のBE BOP JAZZ NIGHT。
札幌SSG:Toshi Nagai(ds) 田中朋子(pf) 池田芳夫(b)
このバンドのドラマー、名前まではご存じなくとも、あのロックバンド「GLAY」でドラムを叩いているお方であります。
となれば「へー、そうなんだ」って思いますよね。
だってジャズですもの。
それから7日(木)のBLUES NIGHT。
妹尾隆一郎(vo.hrm) 森園勝敏(vo.g.from四人囃子) 内海利勝(vo.g.exキャロル) 大西真(b) 松本照夫(d)
どうですかこのメンバー!時代を創って来た男たちが集結して行うのはブルース。男の中の男のブルースに酔えますよ。
最後に31日(日)に行われる JAZZetc NIGHT。
メンバーは水野正敏(b) 清水利香(sax) 小川文明(pf) 木村万作(d)。
水野さんはポンタボックス、清水利香さんは京都の天才サックス奏者、小川文明さんはすかんちで、木村万作さんがプリズム。小田和正さんのドラムでもお馴染みですねー。
このなんとも不思議な組み合わせでジャズとかいろいろやります。
という具合に「まじっすかあ」的なミュージシャンの組み合わせも案外存在したりします。
そのミュージシャンの昔のイメージだけを思うと意外な感じですよね。
でもミュージシャンって現在進行形。
なので面白いのであります。

人気ライブハウスランキング!

2010年9月23日(木)

私は外食しようと思い立った時によく利用するのがネット検索。
その日に何を食べに行くかでキーワードをしぼるのであります。
わかりやすいところで言えば、「東京 ラーメン」などと検索すれば「人気ラーメンランキング」みたいなサイトがいくつも見つかります。
さすがにラーメンともなればそうですよね。
あと、「東京 回転寿司」なんてのもよく検索します。
こちらもやはり人気回転寿司のランキングサイトがどっと出てきますね。
みなさんもきっと利用しているでしょう。
ところがです!
私の場合は外食は何も食べ物屋さんに限っていないのです。
少ないお休みを自分の経営するライブハウスではなく、他店で過ごすことも少なくないのです。
ライブハウスにはロック系のように食事のないお店もありますが、私にとっては音楽と同様、食事も楽しみのひとつ。
ブラジル音楽専門店のようなお店の場合は料理も想像がつきます。
しかーし、どのお店が美味しいのか?
これはネットランキングにはありません。
ましてライブハウスランキングというものに食事が含まれるものはいまだにお目にかかりません。
ライブハウスの人気ランキングがあったとしても地方のもの。
東京でのライブハウスランキングは「出演しやすい」という意味不明なランキングのようなものだけ。
まあ、大学生などはそういうサイトも参考にするかもしれませんね。
で欲しいのがジャズ系のライブハウスでの人気ランキング。
もちろん食事のです。
これはまじであったらいいなと思います。
で、値段も選べたらなおベター。
超高級ジャズクラブで超高級なお値段の料理を、となればそりゃ美味しいでしょう。
でも、庶民の感覚ではちょいとありませんもの。
というわけで、誰か作ってくれないかな。
さていよいよ本題です!
じゃーん!
ルースター本店のメニューが変わります。
驚くなかれ300円からあります!
居酒屋がどんどん低価格競争する昨今ですが、そこに勝負を挑もうというわけではありません。
単純に自分があちこちのライブハウスに行った時に「これにこんな値段を取るんだ!」ということに出くわすことが多かったので、その逆を行こうというわけなのです。
ライブハウスはたまにしか行かないという人であれば「多少値段が張ってもしかたない」と思うかもしれませんが、当店ルースターは月に何度も来ていただきたい。
だからリーズナブルでなければいけないのだ!
しかも絶対に美味しくなければだめ!
と、こういう発想であります。
もしもライブハウス食事ランキングがあったなら一番安い店になれるかもしれませんねー。
あ、もちろん出演者はゴージャスで行きますけどねー。

お店の看板変えました。

2010年9月25日(土)

お店の看板が変わりましたー。
写真はここには貼れないんですよね。とほほ。
私の別のブログには載せました。
(Googleで荻窪ルースターで検索すると3番目に来ますのでぜひ)
看板の色は真っ赤です!
何しろ店の名前がブルースの曲名「リトルレッドルースター」からルースターにしたわけだし。
そもそも上の方に着いてた「音楽食堂」の看板も赤。
そういうわけで店の入り口の看板も赤いほうがいいかなと思いまして。
実はですねー、ずっと「看板どうしようかなあ」って悩んでいたのです。
看板の本まで買って読んじゃいましたしねー。
私は歩いている時もあちこちの看板を見ながら「うーむ、これじゃないよなあ…」などと悩む日々。
で、ついに!
「えーい、こうなったら」と先日、厨房機器だけでなく看板屋さんも何軒かある合羽橋商店街まで視察に行ったのでした。
そこで既製品の数々を見ながら、「あーじゃない、こうじゃない」と頭の中で試行錯誤。
「既製品ではどうにも合いそうにないなあ」ということで作ってしまったのでした。
そうえいばスカイツリーが合羽橋から見えましたよ。
うーん、さすがはスカイツリー!
看板なんかつけなくても目立ちまくりですなあ…。

ついにベールを脱ぐ。

2010年9月29日(水)

まかない料理。
なんという良い響きでしょう。
そのお店で働く人はいったいどんなまかない料理を食べているのでしょうか?
もしかしたら美味しいものを食べているかもしれません…。
実は我々ルースター本店スタッフはひそかにまかないを食べているのであります。
これまでそれは謎に包まれていました。
しかし、まかないを作る時、店内には美味しそうな香りが…。
「こ、これはなんの香りだろうか…」。
ふとメニューを取り、「これじゃなさそうだし」と悩んでいるお客さんの姿。
「すみません、これメニューにないんです」。
私はそう心の中で呟いてみる。
ところが!
「あのー、すみません。今作っているのは何ですか?」
そう尋ねられてしまうのであります!
ああ、そうなんです。
まかないなのでメニューにはないのです。
実はこういったことを長年積み重ねてきた結果こうすることになったのです!
じゃじゃじゃじゃーん!
「本日のまかない」というメニューが店内の黒板に表示され、なんとオーダーできるようになったのであります!
まままま、まじでーーーー!
そーなんですよ。
これもかつて当店の名物メニューであった「わにカレー」を開発した大ベテランシェフ茜ちゃんの仕業です。
ただし!
毎日あるとは限りません!
しかも何人分あるかはその日次第です!
早い者勝ちですな。
なはははははは。
ん、我々の分までオーダーが入ってしまうと我々は何を食べればよいのだろう…。