Live Cafe Rooster

地階から胃薬

皆様、「地階から胃薬」をクリックしていただきありがとうございます。
このコーナーはルースター総支配人による不定期更新のコラムです。
ルースターの事、総支配人の事、出演者の事、お客様の事をはじめ、ルースターにまつわるいろんな事柄をご紹介しております。
お茶でも飲みながらゆっくりとご覧くださいませ。

ほかの胃薬へのリンクはページ下部にあります。

イシカワさん!!

2016年11月1日(火)

早いものでもう11月にもなっちゃいましたね。
今年もあと2ヶ月です。
でも1月になれば次の年末までは12ヶ月もあります。

そんなことはともかく、今月は「イシカワシステム」です。
ルースター本店に限りまして今月イシカワさんという名字の方は2杯目が無料になります。

全国のイシカワさんに届きますように。

11月3日 オープンマイクやります。

2016年11月3日(木)

ROOSTERのオープンマイク いきなり!ステージナイト

場所は2号店
ルースターノースサイド

OPEN 18:30/START 19:00
参加費:1000円+オーダー/見学・応援はオーダーのみ
司会進行:ノースサイド・マネージャー 重松隆一
ライブハウスのステージで歌いたい・演奏したい、パフォーマンスしたい。
そんな皆様のためにこの日はルースターノースサイドのステージを開放いたします。飛び入りでOKですので予約の必要もありません。
ギター、ピアノなどの弾き語りはもちろん、バンドやオケを使っての演奏、音楽以外のパフォーマンスまでOKです。
ピアノ、ギター、ベースにドラムと楽器も全て揃っているので、手ぶらで参加も可能です。
司会進行役がピアノ伴奏もしますので、ボーカルだけでも参加可能です。その際はコード譜をお持ち下さい。
見学、応援の方はオーダーのみでお楽しみいただけますので、気軽にお越しください。​

小川銀次さんの新譜。

2016年11月9日(水)

小川銀次さんをご存知でしょうか?

RCサクセションに参加していたギタリストであることは有名です。

その少し前からCROSSWINDというバンドをやっておられました。
これが1976年から1984年まで。

RCサクセションはというと、1979年から1980年まで。
時期は重なっておりました。

その後はALPHABETSほか、いろんなバンドで活動。
しかし、ご病気になられて、自宅にスタジオを作り、自信の曲を録音しておられましたが、2015年に亡くなられております。

当店でもALPHABETSで一緒に活動をされていた湯川とーべんさんらと共に、ご出演をいただいておりました。

そんな小川銀次さんの新譜が届きました。
亡くなっておられるとはいえ、自宅スタジオでの曲がまだあったのですね。

聴いてみると?

「わあああああ」。

これぞ小川銀次ワールド!
そう思わずにはいられません。


ロックな音色にも関わらず、小川銀次さんの優しいお人柄が音に出ている。
そんな曲が並んでいます。

たくさんのCDが自宅スタジオで収録されておりますが、この新譜もまた伝説のギタリストの凄さを物語っている気がします。


http://powerrecordshop.com
こちらで取り扱いがございますので、ぜひチェックされてみてくださいませ。

元スタッフへ。

2016年11月11日(金)

私は20代の頃、「自分がしたいことは自分にできることなのか」、これがよくわかっていませんでした。

だからとりあえずできることからやってみる。

次第にできることが増えてくるものの、それが本当にやりたかったことなのか?

20代は漠然と過ぎて行きました。

ルースターを開店したのが35歳。
ところが!

そのすぐ後に、現実に直面しました。

「開店することを目標にがんばってきたけど、それじゃだめだったんだ」って。

お客さんが楽しそうな日、そうではない日、途中で帰っちゃう日…。

これ、いったいどうすればいいのか。

「いつかライブハウスをやりたいんだよね」。

いかに自分が青臭いことを言っていたのかを思い知りました。

それで新たな目標ができました。

「誰が突然来られてもいいようにいつも楽しいライブをやっている店にすること」。

これにより、まだ若い私の様々な行動が始まったのでした(笑)。

そして19年後の現在!

「まだまだだーーーー」。

そんな中、先々月、独立をすると故郷へと旅立っていったスタッフ、A君に続き、なんと先日、かつて働いていたスタッフB君が現在の職場の居酒屋を辞め、独立に踏み切ると報告があったのであります!

ふたりとも「ルースターにはいろいろ教えてもらいました」と言っていた。

けど、店をやるにあたってふたりにはどうしても言っておきたいことがあるのだ。


「成功したら、その秘訣を私に教えてくれないか」と。

ライブハウスに前説は必要?

2016年11月11日(金)

前節と言うのはご存知のように盛り上げ役や注意事項を説明する役割です。

吉本なんかに行けば、前説が入ります。

テレビの公開収録なんかもそうですね。

ではライブハウスに前説は必要でしょうか?

毎晩やっているのはおそらく当店くらいなものかもしれません。

「えーー前説? なんで?」

ですよね。

ライブハウスなのになんで前説があるのかっていつも驚かれます。

でも結局、大笑いしてもらって全員が楽しくライブを聴くことができるようになるのです。


実は皆さんの日常でも前切ではないにせよ、前説のような状況はたくさん経験をされているはずです。


たとえば、学校に新任の先生が来られたときなどはどうでしょう?
黒板に名前を書きながら、自己紹介をしますよね。

これ、自己紹介をしないでいきなり授業だったら生徒達はどうなるでしょう?

ちょっとした集まりでもそうです。
私以外はみんな知り合いですが、私は呼んでくれた友人しか知りません。

この私の不安な心を友人がわかってくれて「みんな紹介するよ。俺の高校時代の友人で佐藤君」。

こんな風に紹介してもらえるとすごく助かりますが、それが無かった場合は気まずい雰囲気です。

「あいつ誰?」

「知らねー」。

こんなことになりますものね。

では誰かのお宅でのパーティーではどうでしょう?

そこのお宅のご主人なりが「いやいやみなさん、今夜はお忙しいところをありがとう」と切り出し、パーティーの主旨を説明。

次に招いた客人たちを紹介していくはずです。

披露宴だってそうです。

司会の方が前説だけでなく、最後まで仕切っています。

コンサートではよく「携帯電話の電源を」などアナウンスがありますが、ライブハウスではそういうアナウンスすらありません。

でバンドがメンバー紹介もなく演奏を始めます。

ファンならいいでしょう。

誰も知らないで来てしまった人にとってはまだ不安です。

しかも身内ノリのトークだったらもう最悪。

知らずに来たお客さんは完全に孤立してしまいます。

ステージからお客さんの紹介をする必要はありませんが、せめてステージ上は誰だかお客さん側が知りたいのはとても普通なことではないでしょうか?


そういえば「ライブハウスはファンが行くところなんだよ」って、当店で見知らぬお客さんに言った人がいまして、そのミュージシャンにはその後、出てもらわないようにしています。

なぜ「初めまして。楽しんでくださいね」と言えなかったのでしょう。

「今日の客はノリが悪い」と言った人も出てもらうのをやめました。

お客様を不快な気分にさせましたので。

いずれも当店のオープン当初の頃でしたけど。

当店では初めてお越しのお客様が安心するような、そして笑ってしまうような前説をしています。

どんな前説なのかは来てのお楽しみ。

「前説なんか俺の出ているライブハウスにはないよー」。

そりゃそうですね。

前説がいなければ、出演者が見知らぬお客様まで全員をハッピーにさせる配慮あるトークをしていただければいいと思います。

毎日そのライブハウスがハッピーなら明日も来てみたいなって思ってくれるかもしれませんし。

そうすれば出演者が集客しなくていい日がいつしかやってくるかもしれません。

ライブハウスが誰にとっても楽しい場所になる日が来ないかなと願ってやみません。

ライブハウスにマジックショーは必要か?

2016年11月13日(日)

昨日は「ライブハウスに前説は必要か」という内容を書いてみました。

で、今日は?

はい、「ライブハウスにマジックショーは必要か?」であります(笑)。


普通、ライブハウスにおいてはライブの合間の休憩時間は特に何もありません。

ロックポップス系のライブハウスであればワンマンでない場合はいくつものバンドが出演。

その転換がお客さんにとってはちょっとした休憩時間でしょうか。

ところが!

ジャズ系のライブハウスはワンマンしかやらないのです。

そのため、ワンマンライブという言葉は存在しないのですが、その代わりに1時間の2ステージだったり、40分の3ステージだったりします。

超有名ジャズクラブ、ブルーノート東京などでは入れ替え制でやっています。

ですが、通常、普通のジャズのライブハウスは入れ替えません。

つまり、2ステージやるとすればサッカーと同じように前半と後半ということになります。

演奏する曲は前半後半では違います。

お客さんがずっと一緒なので当然そうなります。

で問題はこの休憩時間です。

当店では2ステージ制ですが、間の休憩時間は30分あります。

「なぜ休憩時間があるの?」

そういう疑問を持たれる方もいらっしゃるかもしれませんね。

お相撲や寄席では「中入り」という休憩時間があるのをご存知でしょうか?


中入りってどういう意味かと申しますと、なんと「お腹に入れる時間」のことなんです。

劇場では売店がありますが、みなさん、出てこないとお弁当が売れない。

だから休憩時間があるんです。

弁当販売のための時間なんです。

まさかと思うかもしれませんが、興業ってそういう風にできています。

「俺はアーチストだからライブに休憩とかいらねえし」とか思っている方、気をつけた方がよろしいかと存じます。

でも、当店の場合、休憩時間にだけ飲食するわけではなく、ライブ中でもウエイターがお席に伺います。

ですので、休憩時間だから飲食してください!

みたいな感じではありませんが、どこのジャズクラブも休憩時間はオーダータイムのためにあります。

ただし!

当店ではなんと休憩時間にはマジックショーを行っているのです。

「えええええ?」

手品です、手品。

なんでかと思われるかもしれませんが、これはこういう理由です。

30分も休憩時間があるとお一人様では間が持たないからです。

やることないし、話し相手もいない、スマホでもいじろうか。

いや、「寂しいから、そろそろ帰ろうかな」と思っちゃう人も。


でももし、いきなりマジックショーが始まったらどうでしょう?

そうです。

お一人のお客様も寂しい時間ではなくなるのです。

というわけで、当店では休憩時間はマジックショーを行っています。

必要かどうかですか?

必要ではないでしょうね。

でもあったら楽しいですよね。

どこもやったらいいのにと思うのは私だけかもしれませんが。

やってやれないことはない! のか?

2016年11月15日(火)

「人間やればできるんだ!」

小学校の朝礼で、いつも校長先生がそう言っていました。
毎回言うので今でもその言葉だけを覚えています。

やればできるなんて本当だろうか?

小学生をその気にさせて勉強とかさせようという作戦ではないのか?

とか思ったこともありました。

だってやればできるって言われてもできることとできないことがあるでしょうから。

でも荒井さち重さんに出会ってから本当に「人間はやればできる」と思わせれました。


数年前、さち重さんはこんなことを言ってました。

「私、ニューヨークで80年代アイドルの曲でライブしたい!」

「ニューヨークで? 無理無理!」

誰もがそういう反応。

事実、ニューヨークに行ってもそれは無理ですと言われまくり。

ところが?

詳しくはYahoo Newsをどうぞー。


http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20161115-00032885-biz_plus-bus_all

この他にもやまほど伝説をお持ちです。

というわけで無理だと言われてもあきらめない!

大切なことを身をもって教えてくれるお方です。

11月25日にはルースター本店でその片鱗をどうぞ。

きっといつかは。

2016年11月17日(木)

当店にはよく外国のお客様がお越しになります。

日本に住んでいる方、観光で来られている方、さまざまです。

外国の方にとってみればライブハウスに抵抗がない方も多いのですが、実際は日本のライブハウスにはそれほど外国の方はいません。

どこに行けばいるのかというと、アイリッシュパブみたいなところ。

そういう店ならライブはやっていても行きます。

ミュージックチャージが無いし、音楽を聴かないで話していても大丈夫。

でもいいライブなら大喜びしちゃう。

そういう感じで気軽に楽しまれているケースが多いと思います。

もちろん、アイリッシュパブは英語で大丈夫だから安心というのもあるでしょう。


そこへいくと、当店はホームページも日本語だし。ミュージックチャージもあります。

でもそれをクリアして来られる外国の方は実は、本当に日本でライブを聴くならどこへ行けばいいの?


そういうことで来られているのです。

選んでいただけて光栄です。

実際にお話をしてみるとインターネットで見つけて来たという人や泊まっているホテルのフロントで聞いたとかが多い。

少し前は、英語のフリー雑誌に載っていたのでそれを見て来た観光客もいらっしゃいました。

いずれも日本でライブを聴くならどこへ行くべきかを考えて行動をされていました。

「TOKYO BLUES LIVEなどで検索した」とかはよく言われます。


こういうことを考えたとき、そろそろ英語のサイトも作るべきか?

なんて思い始めております。

でも問題があります。

なにしろライブは日本語でMCをしているので、そこはどうかという点。

難しい問題です。

それならば逆に、外国人向けのライブバーでも作るか!

なーんて夢をみたりも。

諸外国を見てみれば、けっこうミュージックバーは観光客が多い。

母国語が英語でなくても、英語もオーケーみたいな感じだったりします。

ところが日本は本当に島国で閉鎖的。

外国人に慣れていないし、多くの人は英語が苦手。

外国人に話しかけられたら困っちゃう。

そういえば今年は日本に外国から来られた方が最も多かった年というニュースをやっていましたっけ。


私はさほど海外には行っていませんが、行けば現地のミュージックバーに行ってライブを聴きます。

あらかじめ下調べはしてます。

逆に外国から日本に来られる方だって私のようにどっかでライブを聴きたいなって思うでしょう。

じゃあ、日本が世界中に誇れるライブハウスはどこ?

あ、ブルーノート東京は違いますぞ。
だってアメリカ人が出演してますから(笑)。
つまり、アメリカからミュージシャンがやってきて日本の人に聴かせているわけです。

ライブハウスは星の数ほどあるけれど、世界の人にここで聴いてくださいというならばアマチュアバンドしか出ていない店を回ってもらうのもなんとなく心配。

だけどいくらプロが出ていても日本語のMCじゃかわいそうだし。

うーむ、考えてみよう。

そしてあと20年以内になんとかしよう!

来年の干支は?

2016年11月27日(日)

気が早いですが2017年の干支はなんだかご存知ですか?

「えーと、たしか今年がさるだったから…」。

そう!

酉年なんです。

とりどしって何のとりかと申しますと?

ジャーン!

にわとりなんです。

にわとりは朝一番で「こけこっこーー」と鳴きますので、縁起が良いとされています。




ちなみにですね、ルースターは雄鶏のこと。

つまり、2017年はルースター年なんです。

長嶋ーーーー、じゃなかった、おーーーーーーー!

2017年、良い年にならないかなあ。


あ、そういえば、昔、初対面の方に「何年ですか?」って聞かれて「ししおどしです」って答えたら変な顔をされたことがあります。

みなさんも気をつけてください。