Live Cafe Rooster

地階から胃薬

皆様、「地階から胃薬」をクリックしていただきありがとうございます。
このコーナーはルースター総支配人による不定期更新のコラムです。
ルースターの事、総支配人の事、出演者の事、お客様の事をはじめ、ルースターにまつわるいろんな事柄をご紹介しております。
お茶でも飲みながらゆっくりとご覧くださいませ。

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ゴールデンウイーク国内旅行は東京でこれはどう?

2011年5月1日(日)

皆さんはゴールデンウイーク、どうされますか?
忙しい時には、「ああ、連休があったらああしたい、こうしたい」などと思いつくものの、いざ連休になってしまうと何をしようと考えていたのかを忘れてしまっている、案外そんなものかもしれません。
そこで私がお薦めしたいのがライブハウスめぐりです。
東京には素晴らしいライブを行っているお店があります。
ちなみに当店「荻窪ルースター本店」は中央線荻窪駅前で新宿からお店の入口まで10分ちょっとで到着しますが、その他にもいいライブハウスがいっぱい。
近いところではブラックミュージックのメッカ、高円寺「次郎吉」、吉祥寺には吉祥寺をお洒落なジャズの街にした故・野口伊織氏の「サムタイム」、そして新宿にはジャズの老舗「ピットイン」などがあります。
実は中央線沿線は東京駅から始まって八王子あたりまではものすごい数のライブハウスが点在しております。
ジャンルも様々でライブハウスがこんなにたくさんある路線は東京でも他には無いと思われます。
ライブハウスのイメージは人それぞれでしょう。
ところが大人がひとりで飛び込みで行っても楽しめるライブハウス、これってちゃんと存在します。
音楽の好みもそれぞれでしょうから、たとえばヘビメタ好きな方がジャズやブルースは聴かないかもしれません。
逆に言えばジャズやブルースを聴いてみたい人にとってはめちゃくちゃお薦めなライブハウスがありますよ。
というわけでこのゴールデンウイークはライブハウスを巡ってみませんか?
雑誌「JAZZ JAPAN」や「JAZZ LIFE」などにもいっぱいライブハウスのスケジュールが掲載されています。
ぜひご参考にどうぞ。

おじいちゃんがんばれー。

2011年5月11日(水)

テレビで音楽番組を見ていると当店に出演してくださっているミュージシャンの方々を必ずと言っていいほど見つけてしまいます。
たまたまエグザイル見てたら、ドラムの人が黒人で、「おや?」
うーん、やっぱり。
平井堅を何気なく見ていたら、「あれはたしか、ん、やっぱり」。
こんな感じで偶然いつも発見しています。
でも民放だとミュージシャンの名前が表示されません。
なのでちらっと映っていたのを見て「もしや」って感じになり、「もう一回映んないかなあ」ってがん見しちゃうのです。
ところがありがたいことにNHKはミュージシャンの名前を出してくれるのです。
ゆえに「もしかして」が、あまり映って無くてもしっかり確認ができます。
「SONGS」という番組には毎週誰かが確実に出てますねー。
でもこういう状況だと、あれですね、番組の見方が普通じゃなくなりますね。
なにせ、フロントで歌っている人の後ろばっかり見ちゃうもので…。
しかし、最近ふと気が付いたのです。
あれ、こういう行為ってなんかに似ている気がするぞ…。
なんだろう…。
そうだ。
運動会や学芸会でビデオカメラ回しているお父さんだ!
主役の生徒は見ないで自分のこどもばかりビデオに収めていますものねー。
つまり、言いかえればミュージシャンの方々は私の我が子?
いやいや、そりゃーおかしいっすねー。
年齢が私よりも上だったりする人も多いですからねー。
あ、じゃああれか!
パン食い競争だ。
「おじいちゃんがんばれー」。
これまた失礼しました。

ドラマーピックアップ。

2011年5月12日(木)

当店、荻窪ルースターのスタッフにドラムをやっておる大学生がおりまして、昨日帰る際にこんなことを言ってました。

「マスター、来月もドラマーすごい人ばっかりっすね。俺、サークルの連中誘いたいけど、みんなお金なくて…」だそう。

そこで私は「そっかあ。学生だもんね。じゃあ、月の石とかモナリザとかパンダとか見る時みたいに、並んでちょっとずつ入口から進んで10分後には出口から外に出るという感じなら、大幅に割引しちゃうけど?」

「マスター、それありえないっすよ」。

「そうだよな、せっかく入店してもMCの最中だったらドラム聴けないもんね」。

「いや、そうじゃなくて…」。

「なんだよ、はっきりせんなあ…」。

こんな会話をしました。

でもって来月のドラマーか、誰が出るんだっけと確認すると、うーむ、メンバーはほぼいつもと同じだけど、改めてみると凄いなあ。

というわけで今日から6月までのドラマーだけを抜粋してみましょう。
同じドラマーが6月までに2回出るケースも何回かありますが、とりあえず名前は1回だけにしておきます。

■岡地曙裕(ブレイクダウン・ボ・ガンボス・バッパーズ他で活躍)
■横山和明(あのナベサダさんや宮之上さんほかのドラム)
■Toshi永井(日本で最も有名なロックバンドGLAYで叩いている)
■国場幸孝(沖縄出身・ビギンほかジャズ方面でも活躍)
■菅沼孝三(言わずと知れた手数王)
■Ludwig Nunes(元バンボレオ、世界のベストドラマーベスト10に入った)
■FUYU(NY暮らししていたんだったかな、MISIAのドラムもしておられます)
■松本照夫(あのウエストロードブルースバンドメンバーです)
■村上ポンタ秀一(日本一有名なドラマーのひとりですね)
■岩瀬立飛(ジャズドラマー。ビールのCMで舘ひろしのドラム指導を担当!)
■小野秀夫(モントルージャズフェスでマイルスデイビスと共演)
■鈴木麻緒(美人ジャズドラマーでひっぱりだこ)
■山下欽也(NY仕込み。なんでも叩けて素晴らしい)
■高田真(平井堅、Mihimaru GTほかいろいろされています)
■臼井かつみ(ジャンル不問。浜崎あゆみほかいっぱい)
■小林陽一(NYでジャズの真髄を吸収、アートブレイキーほか共演)
■渡辺さとし(数少ないブルース専門ドラム、いなたいシャッフル)
■野中タカシ(日本人初の韓国ロックバンドデビュー、布谷文夫バンドほか)
■新村泰文(レコーディングから審査員までマルチな才能)
■関根真理(渋さ知らズのメンバーほかあちこちでひっぱりだこ)
■寺本修(グッドナイトベイビーのあのキングトーンズメンバー)
■井野信司(日本のトップソウルバンド、ウシャコダのドラマー)
■平川象士(熱帯Jazz楽団ほかいろいろやっておられます)
■平山惠勇(超技巧派ジャズ・フュージョン系 TAMAのカタログに載ってます)
■山崎よしき(数少ないブルースドラマー。74年結成のローラーコースター・バンマス)

レイ・ヴォーン&ミーターズ

2011年5月20日(金)

ニューオリンズと日本で活躍するブルースギタリストに松川純一郎さんという方がいます。
毎年行われているヘリテイジジャズフェスティバルに合わせてニューオリンズに渡航する予定だった松川さんでしたが、なんと急に断念されてしまいました。
なのでしばらく日本にいることになりまして、すっかりスケジュールが空いてしまったのでした。
そこで急きょ、いつもはルースター本店で行っているレイ・ヴォーンナイトでしたが、スケジュールに空きが無く、2号店で行うことに。
でもって今回はレイ・ヴォーンだけでなく、せっかくのニューオリンズ生活を活かし、ミーターズもやることに。
一粒で2度おいしいのであります。
ぜひご体験を。

■5月24日(火)
スティーヴィー・レイ・ヴォーン&ミーターズカバーナイト
OPEN 19:00/START 20:00 CHARGE:2500円+オーダー
出演:松川純一郎(vo.g) 加藤エレナ(key) 尾形慶次郎(b) 太田明(ds.ex筋肉少女帯)
ニューオリンズと日本で活躍するテキサススタイルのギタリスト、松川純一郎ならではのこれぞ感動のSRV、そしてミーターズをたっぷりとお届けいたします。

懐かしのコンテスト。

2011年5月21日(土)

EastWestというバンドコンテストを覚えていますか?
「懐かしいねー」っていう人はもう若くはありませぬ(笑)。
知らぬ人に解説しますとヤマハが主催していたアマチュアバンドコンテストのことであります。
この大会は1976年から1986年まで行われておりまして、かつては私も出場したことがありましたっけ。
この大会をきっかけにデビューされたバンドは数多くあれど、有名どころだけをピックアップしてみてもカシオペア、サザンオールスターズ、シャネルズ、子供ばんど、アナーキー、爆風銃、スーパースランプ、エレファントカシマシ、SHOW-YA等々…。
いやー、どんだけこの大会が注目されていたかがわかりますよね。
でもって忘れちゃならないのが当店、荻窪ルースター本店に明日出演する「ウシャコダ」です。
サザンオールスターズが出た翌年のグランプリバンドこそこのウシャコダなのです。
いやいや芸歴が長いこと。
長いことやっているのにやってることは変わらない。
これって逆に言うとですよ、めっちゃすごいんですねー。
吉本新喜劇じゃないですが、みがきがかかってる。
エンターテイメントってこれなのねって教えてくれる気がします。
ちなみに6月12日に出演する杉原徹さんなどは1985年にてつ100%とというバンドで入賞をしておりました。
このお方もかなりエンターテイナーですぞ。
このほかもEastwest出身の方々が当店にはいっぱいおられますねー。
このコンテスト以前にヤマハはポプコン(ヤマハポピュラーソングコンテスト)というものありました。
こちらは1969年から86年まででしたね。
こちらもすごい人たちだらけです。
当店にもよく出演してくださっていた庄野真代さんもポプコン出てましたっけ。
それにしてもヤマハのコンテストはどえらい人たちがいっぱいですねー。
当時はプロになるっていうのはコンテストに出てっていう雰囲気もありましたっけ。
よく風潮でどーんとデビューしたときは注目されてそのあと、徐々に下火になることってありますけど、私は長いことやられている方々を見て思うのです。
やっぱり円熟味っていいますか、説得力があります。
落ち着いていて我々を心底楽しませてくれますもの。
その意味でも長いことやられている方々を「昔は聴いていたけどもう全然聴いてない」とは言わず、ぜひ聴きに行って欲しいなと切望しちゃいますなあ。

チャリティブルースセッション開催!

2011年5月25日(水)

今月の31日にチャリティブルースセッションを当店の2号店、ルースターノースサイドで行います。
プロアマ問わずにふるってご参加くださいませ。

かなりのプロミュージシャンが参加表明しております。
一緒に演奏できる機会でもありますのでぜひどうぞ。

★5月31日(火)ルースターノースサイド
http://www.ogikubo-rooster.com/north/index.html

チャリティブルースセッション
OPEN 18:30/19:30〜22:30位まで
参加費:1000円+オーダー/見学だけ:500円+オーダー
ホストバンド:松川純一郎(vo.g) 尾形慶次郎(b) 太田明(ds.ex筋肉少女帯)
ブルースを中心としたセッションです。ご来店の際に受付カウンターにてお名前と担当楽器を記入してくださいませ。ほぼ先着順で順番にステージへお呼びします。
ご予約の必要はありませんので直接お店へお越しください。
初参加の方は毎週月曜日に行っているブルース・セッション参加の心得ページを参考にしてください。
http://www.ogikubo-rooster.com/north/knowledge.html

またこの日の参加費・見学費のすべてを義援金とさせていただきます。