Live Cafe Rooster

地階から胃薬

皆様、「地階から胃薬」をクリックしていただきありがとうございます。
このコーナーはルースター総支配人による不定期更新のコラムです。
ルースターの事、総支配人の事、出演者の事、お客様の事をはじめ、ルースターにまつわるいろんな事柄をご紹介しております。
お茶でも飲みながらゆっくりとご覧くださいませ。

ほかの胃薬へのリンクはページ下部にあります。

ここだけの話。

2008年3月1日(土)

ルースター本店に女性スタッフが2名加わりました。
なんと年齢は私の半分以下です。
自分はまだまだ若いと思っていたのですが、さすがに半分ともなるふたりに合うといやでも「あー、私ももうおじさんなのだ」と納得せざるを得ません。
まあ、こう見えても私はしゃちょーさんでありますから、ご年配でも当然といえば、当然なのですが、普段お越しいただいているお客さんや出演者を含めて、同世代や年上の方々が多いゆえ、彼女らの若さには少なからず新鮮さを感じてしまいます。
「よーし、こうなったら血でも吸って若さを吸収したろか」くらいな気分です。
よく世代が違うと話が合わなかったりするもの。
その意味では仕事を教えていく上でどうやって接していったらいいのか非常に難しいところ。
むふふ、実はこれにはひそかな与作、いや秘策があるのです。
それは「ここはひとつ若い者同士でどうぞ」作戦。
ほかのやはり若いスタッフが手取り足取り教えていくのです。
私はそれを横目で見ながら「ふむふむ」とほくそ笑んでいるのであります。
ルースター本店の場合は食べ物のご注文が多く、一気に作らねばなりません。
それはまさにビジネス街のランチタイムのごとく戦場と化すのです。
ところがすでにいるスタッフはどんなに忙しい状態もバリバリにこなします。
やらざるを得ない状態を経てやれるようになっていったのです。
彼女たちもそうなっていくのがとても楽しみであり、今いるスタッフが成長していることに安堵しているのであります。
実はこれまでのルースターの基本精神は「オーダーよりも笑を取れ」であったのですが、入ったばかりのかわい子ちゃんたちにはそこまでは要求しないでおこうと思うのです。
なぜって、変な店だと思われ「辞めます」なんて言われたら大弱りですからね。
さて、みなさんもフレッシュな新人たちをどうぞよろしくお願いします。

ブルースバンド来たれ!

2008年3月3日(月)

まったく日が当たらなく存在そのものが危惧されているのがブルースバンド。
昔、妹尾みえさんが「BLUES MARKET」という日本中のブルースバーとブルースバンドを紹介する素晴らしい雑誌を発刊されておられた頃は「こういうブルースバンドがいるのか」ということがわかったのですが、それはもう過去の事。
このままでは日本のブルースバンドが絶滅してしまう。
そういう心配があるので、ここで一発面白いことを企画してみようと思うのです。
「第一回ルースター・ノースサイドブルースバンド祭り」がそれ。
開催はなんと来月。
4月の5日(土)6日(日)であります。
これに参加してみたいブルースバンドは大至急ノースサイドの寺部まで電話してください。
ブルースのみならずジャグバンドでもザディコでもブルース基盤なバンドならOK。
悩んでいる暇はありませんぞ。
電話急げです。

身に染む高齢化社会。

2008年3月12日(水)

以前、手品をしにご老人の集る施設へ行くのですと書きました。
結果報告の無いままになっていましたが、実は書くにもどうしたものかと思っていたのです。
と言いますのは、ご老人の中でも痴ほうが進んでおられる方が多くいらっしゃったのです。
手品をしても反応はなく見ているだけというご老人が多かったのです。
これはどうしたものか?
手品をしても無反応というのは私的には初めての体験でありました。
ゆえに、「また来てくださいね」と頼まれたものの、「はたしてこれでよかったのだろうか?」という疑問があったのです。
せっかくなので楽しんでいただきたいのだけれどもどうすればそれができるのか。
その方法がわからず、私は施設の方に何か改善点はないものかと相談したり、演奏で老人ホームなどに行ったことがあるというミュージシャンには「どうだったか」と問い合わせをしてみたりしていたのです。
あるミュージシャンは「自分もそういう方々の場合はやはり反応が無かったよ。でも音楽だし、きっと楽しんでいるとは思うのだけど」という答え。
では、施設の方はどうかと言うと、「できるだけ参加型にしてみたらよいのではないか」とのこと。
このふたつの答えを照合してみるとぼんやりとした解決策が思い浮かぶのでした。
つまり、そのミュージシャンの演奏は反応の無いご老人にとっては私の手品と同じであったのです。
そうです。参加型ではなかったのです。
私は「このカードを引いてみてください」と言った相手は施設のスタッフ。
ご老人ではありませんでした。
今日、また誘いのメールが届いたのですが、今度はご老人参加型にアレンジしてやってみようかと思うのです。
この問題は私の個人的な手品だけの問題ではありません。
更なる高齢化社会が進む中、どのようにご老人と接していくべきかという社会的な問題なのであります。
いたらないかもしれませんが、施設の方とさらに相談しながらやっていこうと思うのでした。

ノースサイドブルースバンドまつり。

2008年3月17日(月)

前々回、このコラムに書きましたノースサイドブルースバンドまつりの出演者がめでたく決定いたしました。
日程は4月5(土)6(日)。

このライブは普段交流の少ないブルースバンドが集ることによって横のつながりを広めるとともに、ブルースの楽しさを皆さんに知っていただこうというもの。
チャージはなんと1000円です。
各日、4バンド、合計8つのブルースバンドが集結します。
ぜひひやかしに行って見てください。
以下のURLのチラシ見てね。
http://www.ogikubo-rooster.com/north/bbf.html

笑いの本場でしゃべりたおし。

2008年3月27日(木)

先日久しぶりにラジオ番組でしゃべってきたのであります。
でも大阪なので東京では残念ながら聞けません。
これがめちゃ面白かったのでちょこっとだけ内容を書いてみようと思います。
私を番組に誘ってくれたのはジャズシンガー、五十嵐はるみさん。
大阪出身のはるみさんはFM大阪(85.1)で番組をやっているのです。
番組名は「五十嵐はるみのソーナイス」。
毎週土曜日のAM11:30から11:55までやっている音楽とトークの番組です。
番組表を見てみると土曜日はムッシュかまやつ、中山秀征、中山エミリに続き、この番組になります。
そしてニュースをはさんで別所哲也の番組。
ものすごいラインナップじゃあーりませんか。
めちゃ凄い時間帯にやっているのだなとつくづく痛感であります。
さて、私はなぜそんな凄い番組に呼ばれたのかと言いますと、その日のテーマが「ライブハウスに行ってみよう」ということで日本のライブハウスの代表選手として抜擢されたというわけです。
番組収録前夜ははるみさんがルースターに出演していたのですが、私は天下のFM大阪のセレブチックな雰囲気の番組において「皆さんはご存知ないと思いますが当店ではるみさんは番長と呼ばれているんですよ」や「はるみさんはライブ後半は上半身裸で歌ってますからね」、「はるみさんと結婚したいという方は番組までどうぞー」など言いたい放題。
しかも「マスターの好きなCDをかけますから持ってきてくださいね」というありがたきお言葉に私の選曲はダーティーダズンブラスバンド、タワーオブパワー、ウィリー・ディクソンの曲。
夜中の番組ならまだしも、お天道様がかんかんのお昼前に関西全域にこの布陣。
そうです私を番組に呼んだらこういうことになっちゃうのですー。
いやーまじで大丈夫だろうかとちと不安でありますが、やってしまったものは仕方ありません。
生放送ではなく収録なので全面カットのおそれもありますが、おそらく放送は4月5日だと思われます。
関西方面の方はぜひチェキラウトよろしくっす。
http://fmosaka.net/ncf_sat_sun.html